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最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
グリフォン編

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90 二度目のバイト

「おすすめのバイトを教えてくれ」


あの後ロックに捕まった後説教を受けた俺とやまとは早速バイトを探しに行こうとするももう外は暗くなっていた。夜になってしまってはどうする事もできないので宿にそのまま泊まったのだが、おそらくこれからの異世界人生で最後になると思う


それから早起きしてギルドへ向かったのだが…


「…おい、何でお前こっちに来ないんだよ」


なにやらやまとがギルドの隅で何かに怯えている


「…まさかお前ここの職員に何かちょっかいかけ…」

「かけてませんし別にギルドにいる方々には何も怯えていません!…以前やっていたバイトの事を思い出しまして…」


以前やっていたバイトって…あぁ!バイトしてた所のオーナーが範囲的なんとか怨霊だったやつ


そうだよな。俺もよくわかんないけどコイツ襲われたんだもんな。


「でもなやまと、この世界で生きていく以上、どうしても断れないことってのはあると思うんだ。特に人に借りができた時はなあああああ!!」


「だって!だってしょうがないじゃないですか!!金がなくてどうやって生きていけと!?」


「お二人ともギルド内での喧嘩はやめてください!」


ギルドの職員さんに叱られてしまった


「…このようなバイトしかありませんでしたが」


「あぁいいですよ!働ければ何でも良いで…」


…職員さんが持ってきたチラシの内容はプールの清掃員。どうにも仕事内容に既視感がある

それとリミナルスペースみたいな写真をチラシにでかでかと貼るのはやめていただきたいのだが


「すみませんこれって範囲的自立式怨霊だったりしませんよね」


「そんなものが一年のうちに二回も出てきたらこの世界お終いですから大丈夫です」


「だってよやまと。大丈夫らしいぞ」

「大丈夫なわけないじゃないですかああ!」


…結局バイトを探すよりやまとを説得させるのに時間を取られた


「じゃあこのバイトで」


「わかりました。最後に一つ警告なんですけど…」


「やめろ変なことを言うんじゃないフラグが立ったらどうするんだ」


「このプール、なにやらこけた子供やプールの奥まで行ったり潜ったりした子が行方不明になったりする不可思議なプールらしいので気をつけてくださいね!」


「お前もしかしなくても俺たちの事を嵌めたろ!?なあああああああああああ」




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