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最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
グリフォン編

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89 別行動

「と言うことで俺とやまとは借金を返すまで冒険職より収入が安定してるバイトに就こうと思うからお前らは何か適当にクエストでもしといてくれ。あと借金を返し終わるまで二度と宿に泊まるな」


借金の額を見て絶望しながら宿に帰った後事情を説明することにした

借金がものすごい額であること。このままじゃ借金増え続けること。


「出会った時の十倍…」


「…別にレイは悪くないからな?心配すんなよ?」


なにやら顔を青ざめていたレイだが俺の言葉を聞いて落ち着きを取り戻した


…まさかコイツ追い出される事に対して怯えてたのか…?

俺でもそんな鬼みたいな事はしないぞ。

…もしかして俺今までそんな目で見られてたのか?


「ちょっと待って、じゃあ私たちにどこに泊まれと言うのよ」


うるさい女神だな。まだこっちにきて一日目だろ


「イレギュラーな事が起こったり特訓のために野宿したりお前らが勝手に宿使ったりで使うことが無かったんだが、俺は今簡易ハウス的な何かを持っているんだ」


殆どロックが関連しているんだがアイツは不幸の塊か何かなのだろうか


…やまと以外の反応がない

って当たり前か、あの時コイツと俺しかいなかったもんな


「それに泊まってくれないか?」


「私は良いですよ」


「何言ってんだお前は野宿だよ」


「!!!?!?!?」


何を驚いているんだか。お前達の無駄遣いが無けりゃ今頃こんな莫大な借金を背負うことなんて無かったんだぞ


「これは借金を増やしたお前に対する戒めだ」


「そっ…それは違うじゃないですか!私だって生きるのに必死でああああああああああああああ!」

「お前は宿泊まって謎に豪華な食事取ってただけだろ!!」


俺にこめかみをぐりぐりされたのがよほど堪えたのか、こめかみを手で覆いながらゴロゴロ転がり回っている


「…そんなことするなら私にも考えがありますよ」


「何だ?言ってみろよ」


「…すみません調子に乗りました」


手をワキワキさせながらジリジリ近づいた俺に怖気付いたのか降参してきた


「お前人に迷惑かけといて自分が悪くないってのは流石に無理があるからな。今からお前の服を何か一つ剥いでやる」


「!?」


そこから俺とやまとが部屋の中で大暴れし…



最終的にロックが騒ぐなとブチギレて俺たちは正座をさせられました


今日は転スラ23巻発売日ですね

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