87 マイナスに働いた純資産
泣きながらペシペシ叩いてくるミルの動きを魔法で縛って何とか黙らせて話に戻る
「その、俺の思ってたグリフォンといろいろ反対だった事は理解した。実はもう一つ重大なことを忘れていてさ」
「何ですか?」
「やまとよ、よくぞ聞いてくれた。それはだな、俺の借金が今のところ右肩上がりなんだよ」
「…と言うと?」
「お前らがずっと宿借りるせいでマイナスがついた純資産がどんどん増えて行くんだよ!!」
「「うわぁ…」」
何で俺が引かれないといけないんだよ
何でやまとと関係のないミルまでもが反応するんだよ!?
「…お前らあとでぶっ飛ばすからな。俺の借金が今かなり多くてさ、いくらあると思う?」
「…5億?」
「どんだけ俺に借金積ませた覚えがあるんだよ!?お前ふざけんじゃねーぞ!」
「ち、違うんです。別に金額は覚えてないのですが…」
「覚えてないのがいけないんだよ!!さぁ今から俺の借金を確認しに行くぞ」
「ねぇやまと、快晴の負資産の金額予想して遠かった方が夜ご飯奢らない?」
「賭けですか、受けて立ちますよ」
ここのパーティはどんだけダメなんだよクソッタレ
借金増加女と賭博女神に王家の少女、元魔王幹部とドラゴン。やっぱり絶対何かがおかしい
「お前ら人の不幸に何賭けてんだよ。いつか本当にお前らの服全部剥ぐからな」
「私は別に借金を増やしてないから良いの。それを言うならやまとに言って」
「いつかだなんて言って不安にさせるのは良くないよな。今からお前の服剥いでやるよ」
「すみませんでしたこの通りです」
俺は土下座してくる賭博女神を引きずって冒険者ギルドへと借金を確認しに出かけた
Phunkdifiedという曲を弾くためにラスゲアート奏法を練習してます。完成まで相当時間がかかりそうです




