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最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
レイ編

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77 脱出への糸口(途)

いきなりですがここで問題!

俺が無事魔法を作り、謎の空間から脱出できたのでしょうか?


A.できなかった

B.できなかった

C.できなかった(迫真)


さぁどちらでしょう?





正解はCのできなかったでした!

まぁそれは俺が色々嫌がったのが主な原因だし、この解答というのは今現在の話だから別に脱出できないと決まったわけじゃないんです。

何故できなかったかって?勘のいいあなたなら気付いているはずです

まぁ、ここはやさしい俺が少し前に遡って教えてあげましょうか



数分前…



「やばい」


「そうよ、私達その魔法を覚える術がないんだから」


いや、そうじゃねえよ。何勝手に納得してんだ俺が今喋ろうとしただろ遮ってくるんじゃない


「俺の持ってるチート使って新しく空間・次元転移魔法作っちゃえばいいじゃん」


「どう考えても無理でしょう」


「何でだよ」


どう考えても無理なわけないんだが。やっぱりこの女神は頭が悪いのか…


「そのチートで魔法を作る場合、私にまず魔法作成の申請が来るのよ。最終的にその魔法を作り管理するのは貴方なんだけど、その中間に魔法取得の為の手続き。ポイントを引いたりその魔法が世界の理に反してないかをチェックする必要があるのよ。つまりポイントもなければ申請を受諾することもできない今現在私たちは積んでるって事ね」


クッソ俺の方が頭悪かったわ

そりゃどう考えても無理なわけだ。聞いてて思ったもんな。「よくわからんけど無理なんだな」って

でも俺にはまだ考えがある


「女神さんよ。俺のチートの本領を発揮する時ってどんな時か覚えてるか?」


「え?確か無茶苦茶な能力だったでしょ?」


それ回答になってないから


「…自分の都合の良いように捻じ曲げれる能力で、捻じ曲げた分に比例して自分の体の能力の一時的な欠如が起こるって言う滅茶苦茶なヤツ」


「……本当に無茶苦茶なのね…」


いやあんたがそう言ったんだろが

…俺の言いたい事は伝わっただろうか

一応本人に聞いてみるのもありだな


「なぁ女神様?この能力を使えばどうにもならないこの状況もどうにかなるんじゃないか?」


「…確かに」


前言撤回。やっぱこの女神俺よりアホだ

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