表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
レイ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/126

67 もぬけの殻

「…早く出ていってくれ」


「うん?」


まさかただのハッタリがここまで聞くとは思わなかった。えっ、本当に?まじで?罠とか疑うレベルですんなり通ったちゃったけど…


「…じゃあさよなら、次悪事に手染めてるの発見したら本当にやるからな」


「…はい」


…マジかよ


全然引っかからないで戦闘になるのを想定してたんだけど、正直魔力を使わなかった分良いしやまとの所へ早く行けるから騙されてくれて助かった。


もしかしたら俺と同郷の勇者ってのが本当にそれ実行してたり…


するわけないか。


「ええと、木がある方角は…今さっきの洞窟が東のなんちゃらって名前で、俺らがいた木の名前が西の大樹だから…?」


日は既に落ち始めている。急がないとやまとが危ないんじゃ…ん?


日が既に落ち始めてる…?

太陽が沈む方って、元の世界だと確か…


「西か!よし!太陽の沈んでいる方向に進んでみよう!」


こっちの世界での太陽がどっちに沈むかはしらないが今はこの賭けに乗るしかない。ここでずっとバタバタしてる方が圧倒的に時間の無駄だからな。行ってみても間違えていたらすぐ引き返せる。


「セレブレーション!」


なるべく早くつけるように身体強化魔法をかけ太陽の沈む方向へと真っ直ぐ進んでいく


目の前に現れる枝を避けることも考えずにただ突き進んだ。そうしてどのぐらいの時間走ったのだろうか。気付けば俺は昨日のあの木のそばに辿り着いていた


木下からでは木の葉のせいでまともに見えないので木に登ったが



その場に残っていたのは、大量の血痕だけだった







いつもより早めに寝ると気持ちいいんですよね…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ