40 命を懸けた戦い
俺とやまとは今、例の人影を監視している
あの人影ソワソワしてる
あぁあいつをぶっ飛ばしてぇ…
そうでもしないとすぐ近くにいる青い服を着た人間を先に吹き飛ばしてしまいそうだ
「…怒ってますか?」
「別にお前にはキレてない。だがロックに対してはブチギレだからな?俺はこの怒りのパワーをあの人影に一思いにぶっ放してこようかな」
なんでそう俺の借金をすぐ増やすんだこいつらは
頭が痛くなりそう
「…と思ったが、俺はお前みたいにいきなり魔法ぶち込んでから会話をする馬鹿じゃないからな。まずは接近して相手の出方を伺ってみるよ」
やまとがひどく落ち込んでる
これを見ていても良心がチクリとも痛まないのは何故だろう
「…本当に気をつけてくださいね」
「おう」
さて、やまとからの応援を受け取った事だし、あの人影に近づいてみる
近付くごとにあの人影が誰なのかがハッキリしてきた。まぁ言うまでも無いが
「よぉ。プリンタ。久しぶり」
「誰がプリンタだぶっ飛ばすぞ」
「開口一番がそれですかい。まぁお前がそんな奴って事は前から知ってたけどね。んで、今日は俺をここに呼び出してきたわけだが、本当は何が目的なんだ?」
「わざわざ言わせなくてもわかるだろう?けっ…」
「結婚!?」
「もう許さん。死ね」
その発言を皮切りに戦闘が始まる
戦闘開始と同時にセレブレーションを適度にかけたおかげで相手に順応に対応できる。ちょっと調子に乗っただけでこんなんになっちゃうんだから、もうちょい物事を楽観的に捉えたほうが楽ですよと伝えてあげたい所だが、今現在俺はプリンツの放つよく分からんビームを避けるのに必死でもはや言葉も発せない。もうちょいセレブレーションを強くかければ良かった
「愚かね!愚かだわ!えぇ、私をヒールで殺して見せた事は正直称賛に値するわ。でもね、貴方は頭が悪すぎるのよ。ほら、こうしている間にも頭の悪いお仲間達の命が…」
「頭悪いって何度もうるさいなぁぁぁあ!?お前はそろそろ黙ってろ!」
もはや怒りを抑える必要も無くなったので俺は容赦なく「マーダー」を繰り出す
「あっ痛い!?貴方なんて事するのよ…しかもその魔法、人間如きが使えて良い魔法では無いわ…やはり貴方への態度は改める必要性がありそうね」
「黙れ」
俺はプリンツに魔法発動に「チェイン」をかけ、間合いをつめて相手の鳩尾を殴る
「ッ…!?貴方…私の魔法の発動自体を魔法で制限だなんて…なんてセコイ戦い方を…」
相手がドン引きしている気がするがそんなことはどうでも良い。今俺に残っている魔力は残り半分を切った。これは勝ったな
「さぁさぁさぁ、もっと戦おうぜお馬鹿さんよぉぉぉおおおお!!」
目がしょぼしょぼする




