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最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
冒険章

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19 小麦魚と大乱闘(前編)

「」の間隔が空いてなかったり1行空いてたりで分かれてますがアレは意図的なものです

今後ともよろしくお願いします

「Help me!! やまとぉぉぉぉお!!」


やまとを放って茂みに入ったことを酷く悔やんだ

こんな事になるなら一緒に茂みに行けばよかったのに


「人に頼ってないでお前がどうにかしろ!早くこいつを殺さねば貴様が死ぬのだぞ?」


小麦魚

俺はお前の事を見直したよ。お前は強い

だから

だからさぁ…


「お願いだからもう許してぁぁぁああ!!!」




時は遡り5分前

俺とロックは早食い対決をする為にパイを作ってた。はずが気付けば謎の小麦魚討伐争いに発展していた


「なぁロック。こいつ丸焼きにしたら美味そうじゃね?臭いけど」


「ふむ…やってみるか?」


「やってみる価値はありそうじゃん?そこら辺の枝拾ってぶっ刺そーぜ!」


そう言って俺はそこら辺に転がっていた小枝を拾いそのまま直でぶっ刺した


それが原因かなんなのかは正直分からない

小麦魚が飛び跳ねながら襲ってきた


「あああああ!?なんでこいつ生きてんだよ!串刺しにしただろ!?てかこいつ大きくなってない?ねえロックさんよぉぉぉぉおおお!!」


「恐らくだが、この世界に初めて生まれた個体なのだから体の状態が不安定なのだ。だからこいつはその生命と体を維持するために」

「「つまりどういう事だよ!!」」


「…魔力を空気中から摂る事で体が肥大化しておる」


…何でこいつはそんな面倒な生き物を爆誕させたんだよ

臭いし


「魔力を空気中から摂ってるからさっきの串刺し攻撃じゃ死ななかったんだな?」


「そういう事になるな」


「えらい落ち着いてますねロックさん」


「当たり前だ。我はバーストメモリーを使ったせいで魔力が枯渇している。つまり死にかけという事だな。だからあとは頼んだぞ向野快晴よ」


こいつもめんどくさい性格してやがるなぁ

女神様もよく分からない感じだったし…


あっ…


女神様の名前を聞くと言う最初期の目標をすっかり忘れていた!!!


やっべ

俺の能力没収されたりしたら嫌だな

まぁ、ここで俺が小麦魚をぶち殺したら教会にでも行って女神様の名前を聞いてくるとしますか…?

何やら向こうが騒がしいぞ?


「「カイセイ!後ろ!!」」

「「向野貴様死ぬぞ!?」」


振り向いた時には時既に遅し

心臓の辺りを小麦魚が貫通してきた










女神様の名前を聞くと言う最初期の目標をすっかり忘れていた!!!(迫真)



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