2 転生
どうしてこうなってしまったのだろう
と言うか目の前にいる綺麗な女性は誰なんだ?
死んだとか俺に言ってきたからやっぱり女神様とか
そこ辺りなのか?少なくとも俺がラノベで得た知識だとそんな感じだな
とりあえずここが何なのかを聞いてみるか。
「すみません。死因はもう何となくわかったんですけど、ここってどこなんですかね…?」
「はい。ここは…人間界でいうところの天界ですね」
なるほど。やっぱりここは死後の世界で、俺がここにいるってことはやっぱり死んでしまったようだ
肉体が無いからか何なのかは分からないがそこまで悲しくならないな。生きていた頃は死ぬのが怖くて夜しか眠れなかったって言うのに
てかこの人世間話をするかのようにスって言ったよね。おかしいだろ。てかこの人誰だよ
「すみません。あの…貴女はいったい誰なのでしょうか…?」
そんな問いにこの人は
「私は女神様です。創造神、生物が住める環境を整え貴方のような人間でも生きれるような。そんな素晴らしい世界を創造した神様の一人娘が私なのです。」
俺に自慢でもするかのように堂々と言ってのけた
ドヤ顔で
そこってもっと淑やかに、もう少し仲が深まってから教えるものなのではと思ったが、良く考えなくても俺がこの女神様に会うのはこれが最初で最後なんだった。
貴女のお父さん凄いですねみたいな感じの振る舞いをしつつ、いまさっきの会話を思い出して整理してみることにした
俺は原因不明の異常事態に見舞われて死亡し、女神様に会ってから自己紹介(自慢)をされたわけですね
ロマンの欠片もないなクソっ
まぁ良い。どうせ現世に思い残したことなんてないんだし想いにふける必要もないわけだな
「いきなりで申し訳ないのですが」
いきなり女神様が喋ってきた
「貴方は何か理不尽な力で死に方で現世から去ってしまいました。ですので、貴方が死ぬ直前に願った『異世界に転生したい!』という願いを叶えて差し上げようかと思いまして…!因みに言語などは向こうの世界に貴方を適応させますので安心してくださいね!」
何1人でストーリー進めてんだコラ
でもなんかとっても面白そうな話が聞こえてきたじゃないですか!ここは俺のコミュ力に物を言わせて異世界で無双してやる。んで魔王でもなんでも討伐したらニートになって自堕落に生活してやる
「つまり女神様は俺に異世界に転生する権利とチートを授けてくれるんですねありがとうございます女神様!!」
「そこまでは言っていないのですが…」なんて言葉はフル無視で俺は女神様にこう告げる
「自分の都合のいいように確率とかそういうのを捻じ曲げれる力をください!あと気まぐれでいいんで願い事を叶えてくれ」
「…えっ?」
「えっ?いやだって、その力があれば終わってない仕事とかを放ってても何とかなるって事でしょ?最強じゃないすか」
「えっいや、チートを与えるのは良いのですが…
そんな能力でいいのですか…?」
いいに決まってるだろ。良くなきゃ言わねーよクソったれ
「はい」
「いやでも、異世界には魔王が…」
「いやいいです。知ってます」
「そうですか…では、貴方が異世界で魔王を討伐し、無事異世界の平和を取り戻せるように!テレポートッッ!」
テレポートってそんな万能な能力なんだとか思いつつ
「本来はチートなんで授けないんですよ?まぁ私たちがいるので何とかなるでしょう」
「えっ?何て…」
俺は異世界生活への第一歩を歩み出した




