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最弱職だって勇者になりたい!  作者: うすしお
グリフォン編

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97 平和の種明かし

一応口論などを試みたもののさほど意味は無く一ヶ月だけ待ってやると言われて町役所から追い出されてしまった


あいつの態度も気に食わないしこんな事でブチギレたら俺の短気さにもうんざりするがそれはまた別の話だ。そうだ。今は借金を返すことに専念しなければ


「おーいやまとー?」


やまとを声で呼びながら探してみているが今のところ反応がない。というか町全体が一段と増して静かになっている気がする


「コレだけ静かなんだぞ?流石に聞こえるもんだろ?返事しろよ」


…反応がないだあ?


「おいやまと!お前返事しろやクソ野郎。俺が今どんだけ恥ずかしい思いして叫んでるかわかるか!?そこら辺を歩いてる子供に可哀想な眼差しを向けられてるんだぞ!?…おい反応しろや!!お前の恥ずかしいこと暴露するぞ何も知らないけど!」


クソッこんな事になるんならあいつの秘密の一つや二つ知っておくべきだった


「…しゃーない。このままバイトのところまで歩いて行きますか」


いなかなった人はもう帰ってこない精神で一人孤独に耐えるしかないのかコレは。別に良いけどさ…別に良いもんね!?


あぁっくそ。あいつがいないおかげで町役所出てから今の所一回もトラブルが起きてねえ!平和すぎる!!


やっぱあいつトラブルメーカーの才能あるよとか思っていると遠くから聞き馴染みのある声がした


「カイセーイ!……やっと…追いつきましたよ…さぁ、一緒にバイト先へ…」

「あっ良いよ。俺たち別行動してバイト先で落ち合おう」


「えっ!?」


いやだってお前がいない方が何もかも円滑に進むし…


「今さっきまで私の事必死で探してましたよね?私だって大声で呼ばれるの恥ずかしいんですよ!?それなのに何で!」


聞いてたのかお前…


「お前聞いてたのに無視してたのか?あの必死に探したみたいなのも演技ってことかよ……やまと、俺は別にお前のことお荷物だなんて思ってないしお前のことトラブルメーカーだとも思ってないから安心しろよ!」


「いきなり話が飛びすぎですよ!!本心曝け出しましたね!本性現しましたね!初めて会った時からそんな感じは薄々してましたが!」


言わせておけばコイツ…!


「…もういい。もうお前要らない。そこら辺ぶらついてろ。お前もう俺の借金返さなくて良いからさ、じゃあな」


…本当にぶらつき始めやがった


「あと俺とかパーティメンバーの稼ぎとかも勿論やらないからな。コレから一人で頑張れよ」

「私の態度が悪かったのですか?謝りますから許してください」


文章の書き方を忘れました。昔の自分はどうやって書いてたんだろう

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