子供の頃から教え込まれて来た固定概念を取っ払うと幸せが待っているかもしれない
お読みいただきありがとうございます。
タイトルとあらすじは格好いい事書いてますが、内容は拍子抜けかも。
気分転換のお茶請け程度にどうぞ。
みなさんこんにちは。
毎度おなじみ思い付きエッセイでございます。
今回は正直頭でっかち(タイトルだけ格好いい事いってる)になってる自覚はありますが気にせず行きます。
さて、みなさんには子供の頃から教え込まれた固定概念ってありますか?
両親から教えられたものもあれば近所のおばさんであったり同級生であったりテレビやニュース、雑誌やユーチューブなどなど、さまざまな情報源から「これはこういうものだから」と教え込まれてきたものが何かしらあると思います。
「どうしてそうなの?」と聞いても「それが常識だから」だったり「そういうものだから」などとあいまいな回答しか返って来ないものもあれば具体的に理屈を返される事もあるでしょう。
身近な例で言えば、
「ご飯は1日3食」
「お昼ご飯は12時過ぎ」
「中学校を卒業したら高校に進学するもの」
「家に帰ってきたら手洗いうがいをする」
などなど。
それらは先人の知恵によってそうした方が幸せになれると考えられたものが多いのは確かですし、実際に理屈は分からずとも後から振り返ればそうしておいて良かったと思うものも多いでしょう。
今回はそんな固定概念から飛び出した先には失敗や不幸しか待っていないのだろうか、価値はないのだろうか、ということを考えてほしいのです。
もちろん危険な事をしろとか犯罪行為に手を染めてみろって話ではありません。
ただちょっと今まではそれが当たり前だと思ってやっていたけど、もっと別のやり方を試してみたり、必要だと言われていた工程を素っ飛ばしてみませんかってことです。
それも世紀の大天才じゃないと出来ないような難しいことじゃなくて、ごく身近な事でです。
突然大きなことをしようとすると反動も大きくなりますからね。
何があるでしょうね。
実はまずこうして問いかけられて考えてみるという工程を踏んでみることもすごく大事な事です。
人は大人になればなるほどルーティンワークと呼ばれる程、毎日同じ行動を繰り返して1年2年と過ごしてしまいます。終いには考えることを辞めて気が付けば壮年を通り越して老年になってしまう人も居ます。
だからいつもと違う刺激を脳に与えることで活性化を促すんです。
それに人の脳味噌は新しい発見、特に自分しか知らないんじゃないかっていう独占欲をそそるものが大好きです。
だからぱっと閃いた時には泥沼から抜け出して清流に飛び込むような清々しい気持ちになれます。
14歳前後であれば神にでもなった気持ちになれるかもしれませんね。
まあそれはともかく。
私が最近試してみた、他の人が聞けば「なんだそんなことかよ」と言いたくなる、でも自分では画期的だと思えることを紹介しましょう。
1つ目はジャガイモです。
みなさん、ジャガイモをどう調理しますか?
まずジャガイモの芽を取ります。これは人体にとって毒になる成分があるのでやらないといけません。
じゃあその次は?きっと大多数の人が「皮をむく」と答えるのではないでしょうか。
そうです。私は今回ここにメスを入れてみました。
ジャガイモってどうして皮を剥くんでしょうか。
もちろん食感であったり色合いであったりといった理由でプロの料理人であれば十分な必要性があるのでしょう。
では、個人で特に自分で食べるときはどうですか?
ジャガイモは根菜です。なので農薬が直接塗布されている可能性はありません(防腐剤とかは分かりませんが)。土から吸収したのであればジャガイモ全体が農薬まみれのはずです。
よってその方が健康に良いからという言い訳は出来ません。
また味が変わったり食べにくくなったりはどうでしょう。
正直ふかし芋とか丸々齧りつこうと思ったらちょっと邪魔です。
でも味はそんなに気になりません。
薄切りにしたり賽の目切りにしたりするなら皮が付いてる面積はごく一部です。
なら別に皮を剥く必要はないのではないでしょうか。
ジャガイモを調理するときに一番大変なのは皮むきです。
これを無くすだけで一気にジャガイモ料理が楽になります。
一人暮らしで多少なりとも料理するぞって人は是非試してみてください。
続けて食べ物ネタで申し訳ないですが、
2つ目は揚げ物です。
我が家では先日、冷凍の豚カツを入手しました。
これはレンジでチンの冷凍食品ではなく、お肉に衣が付いただけの、油で揚げる前の状態で冷凍保存されたものです。
説明書にも「180度の油で揚げてください」と書いてあります。
しかし、特に一人暮らしの人にとって揚げ物って油の処理が大変なのでやりません。
御多分に漏れず私の家でも揚げ物はしません。
じゃあどうするか。
そう、豚カツをフライパンで焼いて食べられないかと考えたんです。
発想の転換というほど常識から大きく逸脱はしていないでしょう?
でも普通はやらない。揚げ物しないならそもそも豚カツなんて買わない。それが一般的です。
だからやってみるんです。
この冒険心、挑戦心が心を若返らせてくれます。
それでどうやったかと言えば(なにやら料理解説になりそうですが)
材料は、豚カツと油の他に、ナスやジャガイモがあると良いです。他の油を吸う野菜でも大丈夫。
手順は、
1.フライパンにちょっと多めに油を敷く。
2.1センチ幅にカットした豚カツをフライパンに並べる。
3.まずはカットした面から焼きます。きっとこれで肉の旨味を閉じ込められます。
4.続いて豚カツの衣の面を下にしつつ上から油を垂らします。これで衣全体に油が行きわたります。
5.裏返して反対の面も焼いてあげます。
6.衣がキツネ色になってカラッと焼けてきたタイミングで、野菜を投入します。
こうすることで余分な油は旨味と一緒に野菜が吸い取ってくれます。
全体的に火が通れば完成です。
油多くないか?と思ったかもしれませんが、これでも揚げ物をするよりもずっと油の消費量は少ないです。
最初、手順4を行わなずに調理してみたところ衣がパサパサになって美味しくなかったので油分が気になる人は気持ち程度に垂らすのが良いでしょう。
揚げ物を家でも気軽に食べたい、でもやっぱり油の処理がネックだったという人は是非一度試してみてください。
どうですか。極々身近なネタでも「常識的に考えて普通はやらない。でもやってみたら出来た」というものは沢山あると思いませんか?
今回は食べ物ネタで攻めてみましたが、もちろんそれ以外にも沢山あるでしょう。
まるで宝探しをする感覚で自分の普段の生活を見つめてみると素敵は発見があって人生が今より楽しくなりそうですよね。