ここまで登場した魔人、魔剣、魔獣、魔物の設定まとめ
魔人
稀に生まれてくる魔石のエネルギーが体内に宿っている者の総称。
力を使いすぎると命の危険がある。
力の暴走状態をギカク化と呼び、
個体差はあるが最終的には身体が耐え切れず自滅する。
その際、魔石の持つ属性が広範囲に影響を及ぼす場合がある。
魔石の力はメンタルに影響されやすい。
登場した魔人 属性
ネネル・ラピストリア (雷)
クガ (再生)
クロエ (氷)
ザヤネ (影)
魔剣
魔石のエネルギーを剣に宿したもの。現代の技術では精製不可能。
各地の寺院や城、王家、貴族、国の宝物庫、
古代文明の地下遺跡などに眠っている。
特定の人物でないと力は発揮されない。
選別方法は不明だが、血縁によるものが一番可能性が高いと言われている。
力を使いすぎると命の危険がある。
人物によって魔剣の力を強く使える者もいれば、少ししか使えない者もいる。
優秀な魔剣使いは一国の軍隊と同じ価値と考えられている。
登場した魔剣
フラレウム……所有者オスカー・キトゥルセン
シェイクルーパ……所有者【千夜の騎士団】
テンプテイラー……所有者エズミア・ラピストリア
魔獣
魔石のエネルギーが体内に宿っている獣の総称。
非情に珍しく各地で伝説や信仰の対象になっている。
個体によるが非常に長命。
味方に付ければ兵千人に匹敵すると言われている。
登場した魔獣
カカラル……炎を吐く深紅の巨鳥。
魔剣フラレウムに比べると力は落ちる。
嘴が宝石のように輝いているが、それが魔石かは不明。
魔物
この世界の生態系とは異なる生物群の総称。
感染と果実により数を増やす。
魔物の体液が身体の中に入ると感染する。
感染した者はグールとなり、数日間周囲の動物を襲う。
身体からは枝のような黒い菌手が至る所から生える。
やがて落ち着いた場所に根を張り枝を伸ばし、黒い樹になる。
中には生前の顔が幹に残っている樹もある。この状態を【腐樹】という。
キトゥルセン王国の南西だけでなく、世界中に【腐樹の森】は点在していて、
自国の領内にある国は頭を悩ませている。
【腐樹】はやがて10個前後の実をつける。
その実が地面に落ちると、様々な形態の魔物が生まれる。
魔物同士でも食物連鎖がある。
魔物の死骸からまた【腐樹】が生える。
対抗策は焼く事。故に魔物は火を嫌がる。
【腐王】の出自は不明。
大きな【腐樹の森】には必ずいると言われている。
生態も不明。数十年、数百年単位で寝ている事もある。
【腐王】は知能があり、意思の疎通が可能。
ダルクの民は一定期間共生関係が築けた稀な例である。
魔石との関係はない。
登場した魔物
チグイ……馬ほどある棘の生えたダンゴムシ。かなり速く、カメレオンの舌のように伸びる吸血口に吸いつかれると肉や内臓を吸われる。
ウデナガ……四足歩行の昆虫。長い前足は内側がのこぎり状になっている。口は顔の端まで裂けている。ダルク兵が馬代わりに使っていた。
イトアシ……3mはあるアシダカグモのような魔物。
オオサメ……巨大ムカデのような魔物。体長7~10m。
ハネヌイ……トンボが連なったような飛行タイプの魔物。肉食だが遅い。体長10m以上。
キバウ……羽の生えたトカゲのような魔物。長くは飛べない。大型犬ほどの大きさ。
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