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3話

「ん、んん、ここは?」


目を覚ますと最初はぼんやりとしか見えていなかった周りの風景がしばらくするとピントが合うようになりしっかりと辺りを見渡しすことができるようになった。


「ここはさっきの洞窟の中か?」


辺りを見渡してみるとここは意識を失う前と同じ場所だと言うことに気がついた。


「僕はさっき光になって吸われていたはずなんだけどな」


意識を失う前に僕は神様から貰った水晶玉と思っていたよくわからない物に吸われて消えたと思っていたけど、どうやら僕の体は何事もなかったかのように元に戻っていたのだ。


「ん?何だこれは!頭に何かが流れてくる!?」


突然僕の頭の中にたくさんの情報が流れ込んで来た。


「そうか、そうだったのか」


流れ込んで来た情報の中に先ほどの神様からもらった水晶と思われるものについての情報があった。


その情報によると、僕が水晶と思っていた物はもうわかりきっていることだけど普通の水晶ではなく、全く別のものでダンジョンコアと呼ばれるものだったのだ。


ダンジョンコアとはダンジョンマスターを作り上げるアイテムだったのだ。


ダンジョンコアを起動させると周りの魔力を吸い込み、そして近くにいるモノを吸収してダンジョンマスターを作り上げるのた。


そして出来上がったダンジョンマスターはダンジョンコアと一体になることでダンジョンマスターとしての力やその力の使い方や知識を得ることができるのだ。


「僕はダンジョンマスターになったんだな」


僕はダンジョンマスターになったことで自分の体に異常がないか確かめてみた。手を握ったり少し走ってみたりと色々してみたが特に変わったことは感じなかった。


ただ1つ魔力というモノを感じ取ることができるようになったことを除けば...


「まぁ、これで僕も魔法が使えるようになったと思えば結果オーライというやつかな?」


僕もダンジョンコアと一体になることで体に魔力を宿すことができて魔法を使うことができるようになったのだ。


その魔法とは【_ダンジョン_マジック】だ。この魔法はダンジョンマスターになれば誰もが使えるようになる魔法で主にダンジョンマスターの住処であるダンジョンを運営したり管理したりする魔法である。

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