表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

日々の生活のたわ言

恋と革命

作者: ルネ

恋と革命


にんげんには恋と革命が必要だ

にんげんには恋と革命が必要だ


毎日の平凡さに胡座をかいて

同じ道を通って帰路につく


たまに少し酒を飲んで

休日は昼過ぎまで夢をみる


そんな君 それが今の君だ



君は毎日突出せずとも 生きていけると考えているだろう


けれども 矛先は気づかぬうちに曲がり

あんなにも綺麗だった刀身は

錆に覆われ始めているんだ


分かるかい 分からないだろうね

だから僕はそんな君に言わなければならないんだよ


にんげんには恋と革命が必要だ

にんげんには恋と革命が必要だ


君は紛争地で爆弾に怯える

子供を知っているだろうか


僕らと同じくらいの若者が

そのマシンガンを片手にこう言ったんだ


「母さんは僕を兵隊にするために

産んだんじゃない。」


これは世界の裏側かい?

違うよ、これが世界の真実だ


君は何も失ったことがないだろう

君は全てが平等に優しいと思っただろう


命は皆平等だ

だけど人間は皆平等ではないんだ


人間の間には気づかぬうちに溝が出来て

ふと前を見ると隣にいたはずの彼は遠く遠くもう見えない


だから


にんげんには恋と革命が必要だ

にんげんには恋と革命が必要だ



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 恋と革命、良いですね。どちらも大切なものと思います。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ