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精霊王焦る2
精霊王達に、全裸で戻された私はものすごい危機に面している。
理由は、兄が今私の部屋の前にいるからだ。
「リゼー?どうしたんだい。悲鳴も聞こえたしあけるよー?」
「えっ?ちょっと待って下s「ガチャ」……」
「一体どうしたんだい?リゼ?」
いっておくが今、私は全裸である。
「リッリゼ!?どうしてそんなかっこうでいるんだ!」
「兄様、早く私の部屋から出ていってもらえませんか?そんなに見られるとさすがに恥ずかしいのですけれど?」
兄様は、部屋にはいってからずっと私の体をみている。
「わ、わかった。でも今日は君の精霊契約の日なのだから急いできなさい。」
「はい」
そうして危機は去った。
ん?精霊契約ってなんだ?まぁ、後で聞けばいいか。
私は、家族の待つ食堂へ着替えてから向かった。