精霊王死亡する
どうも!月見猫ですっ!始めて書く小説なので、色々といたらぬ所もございますが、温かく見守って頂けたらと思います。
私、横山 リゼは、信条高校の2年生だった。この17年間の人生で、私はただただ平凡に暮らしていたと思う。だが私は、もう暮らしていけなくなったのだ、あのバカでアホな神様のせいでな!
〜時は4時間ほどさかのぼる〜
「リゼ!起きなさい!あんた、今日学校でしょ!?」
あぁ、私の安眠を妨害する者の声が聞こえてくる。時計を見ると7:30分だった、何⁉︎
このままじゃ遅刻じゃないか!
「お母さん!なんで起こしてくれなかったのさ!このままじゃ遅刻しちゃうじゃないか!どうしてくれんの⁉︎」
「あんたが、何回起こしても起きなかったのが悪いんでしょ!?朝ごはんできてるから食べて行き「う〜ん、これだけでいいや。行ってきま〜す!」…」
リゼは、机の上に置いてあった、食パンの耳を加えて行った。リゼの母は、
「この子の人の話を聞かないところ、どうにかなかないかね〜?」
と、思っていた。それが、愛しい娘との最後の会話だとも知らずに…
お母さんめ、今日は生活指導の澤田が校門にいる日だったから遅刻したくなかったの
に〜!
などと、思いながら全力で走っていたが
あっ これはもう間に合わない と、わかったので途中から歩き始めた。すると目の前から4,5歳くらいの少女が走ってきて、
「助けて!おねいちゃん!」
と言って私のうしろに隠れた。はて?この子は、何かに追われているのか?私は少女に向けていた目を、正面に向けると何やら血走った目で"包丁"を持っている男が私に、向かって走ってくる。??? ボーっとしている私の目の前にその男が現れた。
グサッ!
自分のお腹を見ると、包丁が刺さっていた。
いっ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
熱い!熱い!熱い!痛い、痛い、痛い!!
私は、あまりの熱さと痛さで道路の上に横たわった。
すると男は、気持ちの悪いニタニタした笑顔をして私に近づいてくる。何を笑っていやがる!変な理由だったらぶちのめすぞ!?
1人でキレていたらだんだん気持ちが落ち着いてきた。
あぁ私、死ぬのかなぁ。いやだなぁ、お母さんに何も恩返しも出来ていないのに。なんでこんな奴に殺されなくちゃいけないのぉ?
私、なにかしたぁ?寒い、寒い寒い寒い寒い
寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い。
ここで私の意識が無くなった。
いかがだったでしょうか?お気に召していただけたら幸いですっ!