表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白龍転生劇  作者: 蓮羽
一章
106/124

八十七幕:海水ノ陣

目を開くと翼を斬られたアルスが今まさに体を火に包まんとしていた。


即座に腕を振ってアルスの首を斬り落とす。直後、アルスの周り炎が消える。よし。この間が最初で最期のチャンスだ。地を蹴り、アルスに肉薄する。右手に生み出した剣でアルスの四肢を斬り、胴を真っ二つにし、さらに細かく斬り込んでいく。


斬りながらアルスの周囲に無数の剣を生み出していく。そろそろ潮時だろうか。後方に飛び込み、剣をアルス目掛けて射出する。剣はアルスの体を斬り刻んでいき、さっき以上に細かく分断されている。


立ち上がり、アルスの残骸に向けて手をかざす。そのまま待っているとアルスの残骸が炎に包まれた。


今だ。


---荒れ狂う海よ。今、ここに……!


唱えた直後、神王の間が塩水に飲まれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ