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健全な短編集

コミケが始まりますね。ルールは守りましょう。

作者: 海原 川崎

「冬は寒いし夏は暑い。あそこは地獄じゃ。」と私の知り合いは言って砂になりました。

 早朝一時、この時間帯。いつもなら空気がほんのり冷たさを帯び鼻に痛みを覚えるだけでそれ以外は何もない日なのだが今日は違う。

 二足歩行型自慰行為生物がまるでありの大群のようにとある場所に向かうため列をなしている。

 とある二足歩行型自慰行為生物の一人は便意をこらえ、とある二足歩行型自慰行為生物は数日間風呂に入っていないせいで特殊薬品のような刺激臭を体から発している。周りを見ても電子機器を操作している二足歩行型自慰行為生物右を見ても左を見ても二足歩行型自慰行為生物。鼻に入ってくる香りはいい香りとは程遠い汗に酸味を加えたような異臭。     

鼻に来るのは異臭。他の生物とは全く違う異臭がこの空間を覆う。

奴ら二足歩行型自慰行為生物はルールも守らずにただひたすら並び続ける。目的の物を手に入れるために並び続ける。そこにモラルなど無い。奴らは自己中心的な思考を持ち、集団でいるせいで自分達は何も悪くないと思い込んでいる。

年に二回。毎年合計六日間。奴らは普段のストレスを他人にぶつけるようにルールも守らず並び始める。

この二足歩行型自慰行為生物達をぶち殺すのが私の仕事だ。ルールも守らない豚など死んで当然だ。

二足歩行型自慰行為生物達は毎回のごとく自分達の世界に閉じこもっている。他人の迷惑等彼らには関係ないのだ。

「皆さん。なぜ始発前なのに並んでいるのですか?始発の電車に乗って並ぶのがルールのはずですよね?」私が大声を出すと豚達は集団で居るのをいいことに強気で罵声を私にぶつける。

「うるせー!」

「帰れー!」

「バーカ!」

低俗な言葉達が私にぶつかってくるが言葉など心に一切響かない。二足歩行型自慰行為生物が言っている言葉は結局の所、正論を言われてグチグチ言う餓鬼と同じだからだ。

「なるほど。皆さんお家に一度帰って始発まで待つつもりはないという事でしょうか?」私が聞くと二足歩行型自慰行為生物は皆そろって同じことを言い始めた。

「帰れ!帰れ!帰れ!」本当に集団になるとなぜこんなにも自信を持つのか。その声は大きくなりやがて二足歩行型自慰行為生物の全てが同じことを言い始める。

「帰れ!帰れ!帰れ!」全ての二足歩行型自慰行為生物が私の方を見ながらそう言ってきた。私は二足歩行型自慰行為生物達が喚いている途中でポケットからあるものを取りだしそれを投げた。

スリケンだ。ジャパニーズニンジャが使用していたとされる殺戮用武器は実際二足歩行型自慰行為生物にも効くのだ。

「グワー!!」二足歩行型自慰行為生物の首筋から大量の血が噴き出す!

「イヤー!!」「グワー!!」「イヤー!!」「グワー!!」「イヤー!!」「グワー!!」圧倒的数のスリケン投擲により二足歩行型自慰行為生物は次々に倒れていく。

先ほどまで叫んでいた二足歩行型自慰行為生物はあるものは失禁、失神。ある者は泡を吹いて倒れ、ある者は踊り狂いながら歌い始めていた。人類パニックである!

 「ヒィィィィィ!!」失禁をしながら逃げる二足歩行型自慰行為生物。だが逃がさない!

 「イヤー!!」「グワー!!」追尾型スリケン投擲により二足歩行型自慰行為生物叫び声をあげながら血の雨を降らせる。

 「イヤー!!」「グワー!!」「イヤー!!」「グワー!!」「イヤー!!」「グワー!!」血の雨を降らせながら爆発四散!!!

 

 茶を飲みながらお爺さんはお婆さんに話しかける。

 「婆さん綺麗やの。」

 「そうじゃのぉ、コミケ花火はいつ見ても綺麗じゃ。」お爺さんとお婆さんはヘリコプターを搭乗し上空から彼らの爆発四散を眺めていた。

 今年もやってきたコミケ花火、ルールを守らない奴はお姉さんが殺しちゃうぞ(キラリン☆)

ルールは守って楽しいコミケライフにして下さい。

http://ncode.syosetu.com/n0394db/

似たような話を書いたので読んでくれると嬉しいです。

なお今年の夏のイベントは全部行けない事が決まりました。

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