【ほのぼの・日常】ぼくと、そらと、くものはなし
ぼくの名前は、はる。
七歳。小学校一年生。
今日も、いいお天気。
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朝、ママが起こしてくれた。
「はるちゃん、朝ごはんよ」
「はーい」
ぼくは、ベッドから飛び起きた。
窓の外を見ると、青い空が広がっていた。白い雲が、ゆっくり流れている。
「きょうも、いい天気だね」
ぼくは、ママに言った。
「そうね。お散歩日和ね」
ママは、笑顔で答えてくれた。
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朝ごはんは、ママの作ったパンケーキ。
ふわふわで、甘くて、とってもおいしい。
「ママ、このパンケーキ、世界一おいしいね」
「ありがとう、はるちゃん」
ママは、ぼくの頭を撫でてくれた。
温かくて、ぼくは嬉しくなった。
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学校に行く時間。
ぼくは、ランドセルを背負った。
「いってきまーす」
「いってらっしゃい。気をつけてね」
ママが、玄関まで見送ってくれた。
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学校までの道は、とっても楽しい。
お花がたくさん咲いている。ピンクや黄色や白。
「おはよう、お花さん」
ぼくは、お花に挨拶した。
お花は、風に揺れて答えてくれた気がした。
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途中で、ネコに会った。
茶色と白のネコ。
「おはよう、ネコさん」
ぼくが声をかけると、ネコは「にゃー」と鳴いた。
ぼくは、ネコの頭を優しく撫でた。
ネコは、気持ちよさそうに目を細めた。
「また、明日ね」
ぼくは、ネコに手を振って、また歩き出した。
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学校に着くと、友達のたくまくんがいた。
「おはよう、はるくん」
「おはよう、たくまくん」
ぼくたちは、一緒に教室に入った。
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一時間目は、こくご。
先生が、絵本を読んでくれた。
うさぎさんとかめさんのお話。
「かめさんは、ゆっくりだけど、頑張ったから勝ったんだね」
ぼくは、そう思った。
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二時間目は、さんすう。
たしざんの勉強。
「1+1は?」
先生が聞いた。
「2」
ぼくは、手を挙げて答えた。
「正解」
先生が笑ってくれた。嬉しかった。
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お昼休み。
たくまくんと、校庭で遊んだ。
鬼ごっこをした。ぼくが鬼。
「まてまてー」
ぼくは、一生懸命走った。
たくまくんは速いけど、ぼくも頑張った。
やっと捕まえた時は、二人とも笑っていた。
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お昼ごはんは、ママが作ってくれたお弁当。
卵焼きと、ウインナーと、おにぎり。
「ママのお弁当、おいしいな」
ぼくは、全部食べた。
たくまくんも、自分のお弁当を食べていた。
「ぼく、卵焼きが一番好き」
「ぼくも」
ぼくたちは、笑い合った。
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午後の授業は、図工。
絵を描く時間。
先生が、「好きなものを描いてね」と言った。
ぼくは、空の絵を描くことにした。
青い空と、白い雲。
クレヨンで、丁寧に塗った。
「はるくん、上手ね」
先生が褒めてくれた。
ぼくは、照れくさかった。
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学校が終わって、家に帰る道。
また、さっきのネコに会った。
「ただいま、ネコさん」
ネコは、また「にゃー」と鳴いた。
ぼくは、また頭を撫でた。
「またね」
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家に着くと、ママが待っていた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
ぼくは、ランドセルを下ろした。
「今日は、どうだった」
「楽しかったよ。図工で、空の絵を描いたんだ」
「見せて」
ぼくは、絵をママに見せた。
「わあ、素敵。この雲、本物みたい」
ママが、嬉しそうに言ってくれた。
ぼくも、嬉しくなった。
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おやつの時間。
ママが、クッキーを焼いてくれた。
「できたてよ」
クッキーは、温かくて、サクサクしていた。
「おいしい」
ぼくは、三枚も食べた。
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その後、ぼくは庭で遊んだ。
庭には、小さな池がある。
メダカが泳いでいる。
「こんにちは、メダカさん」
ぼくは、池を覗き込んだ。
メダカは、スイスイ泳いでいた。
ぼくは、少しだけエサをあげた。
メダカたちが、パクパク食べた。
「元気でね」
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夕方、パパが帰ってきた。
「ただいま」
「おかえりなさい」
ぼくとママが、一緒に言った。
「はる、今日は何して遊んだ」
「学校で、鬼ごっことか、絵を描いたよ」
「そうか、楽しかったか」
「うん」
パパは、ぼくの頭をポンポンと撫でてくれた。
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夜ごはんは、ハンバーグ。
ぼくの大好物。
「いただきます」
みんなで、一緒に食べた。
パパとママが、今日あったことを話している。
ぼくは、それを聞きながらハンバーグを食べた。
「はる、おかわりある?」
「ほしい」
ママが、もう一個ハンバーグをくれた。
ぼくは、それも全部食べた。
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ごはんの後、お風呂に入った。
お風呂は、温かくて気持ちいい。
ぼくは、お風呂のおもちゃで遊んだ。
アヒルのおもちゃが、プカプカ浮いている。
「アヒルさん、こんばんは」
ぼくは、アヒルと話した。
アヒルは、何も言わないけど、笑っている気がした。
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お風呂から上がると、パジャマを着た。
ママが、絵本を読んでくれる時間。
今日の絵本は、「おやすみなさいのほん」。
動物たちが、みんなで眠る話。
ぼくは、ママの膝に座って聞いた。
ママの声は、優しくて、心地よかった。
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絵本が終わると、ベッドに入った。
「おやすみなさい、はるちゃん」
「おやすみなさい、ママ」
ママが、電気を消してくれた。
部屋は暗くなったけど、窓から月の光が差し込んでいた。
ぼくは、天井を見た。
今日も、楽しい一日だった。
明日も、きっと楽しい。
ぼくは、そう思いながら目を閉じた。
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次の日も、いい天気だった。
ぼくは、また学校に行った。
今日は、体育でドッジボールをした。
ぼく、一回もボールに当たらなかった。
「はるくん、すごい」
たくまくんが言ってくれた。
ぼくは、嬉しかった。
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お昼休み、ぼくたちは砂場で遊んだ。
お山を作った。大きなお山。
「これ、富士山みたい」
たくまくんが言った。
「本当だ」
ぼくも、そう思った。
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帰り道、またネコに会った。
今日は、ネコが二匹いた。
茶色と白のネコと、黒いネコ。
「こんにちは、ネコさんたち」
ぼくは、二匹とも撫でた。
二匹とも、気持ちよさそうにしていた。
「また、明日ね」
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家に帰ると、パパが早く帰ってきていた。
「はる、今日は一緒に公園に行こう」
「本当」
ぼくは、嬉しくて飛び跳ねた。
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公園には、滑り台とブランコがあった。
ぼくは、滑り台を何度も滑った。
「パパ、見て見て」
「おお、すごいな」
パパが、笑って見ていてくれた。
ブランコも、高くまで漕いだ。
空が、近く見えた。
「気持ちいい」
ぼくは、風を感じた。
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公園から帰る時、夕焼けを見た。
空が、オレンジ色になっていた。
「きれいだね」
ぼくが言うと、パパも頷いた。
「そうだな。きれいだ」
ぼくとパパは、しばらく夕焼けを見ていた。
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家に帰ると、ママが晩ごはんを作っていた。
今日は、カレー。
ぼく、カレーも大好き。
「いただきます」
カレーは、甘くて、おいしかった。
ぼくは、二杯も食べた。
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夜、また絵本の時間。
今日の絵本は、「そらのうえのうさぎ」。
雲の上に住んでいるうさぎの話。
ぼくは、空を飛んでみたいなと思った。
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ベッドに入って、ぼくは考えた。
明日は、何をしようかな。
たくまくんと、また遊ぼう。
ネコさんにも、会いたいな。
ぼくは、ワクワクしながら眠りについた。
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それから、ぼくの毎日は続いていく。
学校に行って、友達と遊んで、家族と過ごす。
時々、雨の日もある。でも、それも楽しい。
長靴を履いて、水たまりでバシャバシャ遊ぶ。
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ある日、学校で新しい友達ができた。
名前は、あおいちゃん。女の子。
「よろしくね」
「よろしく」
あおいちゃんは、優しい子だった。
ぼくたちは、すぐに仲良くなった。
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ある日、ママとお買い物に行った。
スーパーで、ぼくの好きなアイスを買ってくれた。
「ありがとう、ママ」
「どういたしまして」
家に帰って、アイスを食べた。
冷たくて、甘くて、幸せな気持ちになった。
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ある日、パパと釣りに行った。
川で、小さな魚を釣った。
「パパ、釣れたよ」
「本当だ、すごいな」
ぼくは、初めて釣った魚を嬉しそうに見た。
キラキラ光っていた。
「逃がしてあげようか」
パパが言った。
「うん」
ぼくは、魚を川に戻した。
魚は、元気に泳いで行った。
「またね、魚さん」
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夏になった。
学校は夏休み。
毎日、遊んでいる。
プールに行ったり、虫取りをしたり。
セミの声が、うるさいくらい聞こえる。
「夏だねえ」
ぼくは、そう思った。
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夜、花火をした。
パパとママと一緒に。
線香花火。小さな火が、パチパチ弾ける。
「きれいだね」
ぼくは、花火を見つめた。
短いけど、とてもきれいだった。
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秋になった。
葉っぱが、赤や黄色になった。
ぼくは、落ち葉を集めて遊んだ。
落ち葉の山を作って、その中に飛び込んだ。
ガサガサと音がして、楽しかった。
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冬になった。
雪が降った。
ぼくは、雪だるまを作った。
大きな雪だるま。
目は石、鼻はニンジン。
「かわいいね」
ママが言ってくれた。
ぼくも、そう思った。
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そして、また春が来た。
ぼくは、八歳になった。
小学校二年生。
お兄さんになった気分。
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ぼくの毎日は、変わらない。
でも、それがいい。
学校に行って、友達と遊んで、家族と過ごす。
それが、ぼくの幸せ。
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今日も、空を見上げた。
青い空と、白い雲。
雲は、いろんな形をしている。
うさぎに見えたり、ぞうに見えたり。
「今日の雲は、何に見えるかな」
ぼくは、そう考えながら、空を見続けた。
風が、優しく吹いていた。
ぼくは、笑顔になった。
今日も、いい日だ。
明日も、きっといい日になる。
ぼくは、そう信じている。
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ぼくと、空と、雲。
それだけで、十分幸せ。
ぼくの毎日は、これからも続いていく。
のほほんと、楽しく、幸せに。
それが、ぼくの物語。
おわり




