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第1話「転生者の初戦:スライムの巣」

エランディス大陸、テッセラの平原にあるミルウィードの町。27歳の元会社員・高橋涼太は、なろう系小説好きのまま転生し、ルカ(レベル1)として目覚める。星読みのスキルを持ち、聖峰アストラルでの神の均衡の異変を知ったルカは、風の神シルヴァンの使徒・セリスと出会い、冒険を始める。初戦はスライムの巣での戦い。スキルとアイテムを稼ぎながら、転生者としての第一歩を踏み出す!


今回王道スタイルで、追放とかザマァは無し、優しく少年を見守って!

ルカはミルウィードの森で目を覚ます。目の前は青々とした木々、遠くで獣の鳴き声。


「…マジで何これ? 転生? いや、夢?」


頬をつねると痛い。ステータス画面が光り、


**ルカ レベル1 HP100/100 MP50/50

力8 敏捷7 知力6 体力9 運10

スキル:星読み(初級)**が表示。


「うお、ステータス画面キター! これぞなろう系!」


腰には鉄の短剣と革袋。転生前の知識をフル回転し、エランディスの七つの神と聖峰アストラルの話を思い出す。「よし、状況把握だ!」

森を進むと、地面がグニャリ。スライム レベル1がぷるぷる現れる。


「初戦の相手はお前か!」


ルカは短剣を振り、グチュッとスライムを一撃で倒す。


経験値+5

コッパーコイン×3

小さなスライムの核×1を入手。


ステータス画面に新通知:剣を振るアクション10回 片手剣熟練度+1(現在1/100)。


「うお、熟練度システム! 振れば振るほど強くなれる!」


そこへ、銀色の髪に青い瞳の女性・セリスが現れる。風の神シルヴァンの使徒だ。


「スライム一匹でそんな喜ぶ? 初心者っぽいね。」

「初心者っつーか…俺、この世界に来たばっかで…」ルカは苦笑い。

「ふん、転生者? エランディスじゃ珍しくないよ。星読みの力、持ってるんだろ? ただの占いじゃない。この世界の均衡に関わる力だ。」セリスの目が光る。

「聖峰アストラルで何か起こってる。お前、行くべきだ。」


ルカはセリスの言葉に心揺さぶられ、旅を決意。「よし、スライム狩ってレベル上げだ!」

セリスは肩をすくめる。「スライムの巣なら、初心者でも稼げるよ。死なないでね。」


**スライムの巣**


ミルウィードの町外れの森。緑や青のスライムがぷるぷる跳ね回る。ルカは短剣を振りまくり、10匹倒した。


経験値+50

コッパーコイン×40

小さなスライムの核×5。


ステータスが光り、

レベル2 HP+20 MP+10 力+1 敏捷+1。


さらに、

片手剣熟練度+10(現在11/100)

新スキル:二連撃を習得。


試しに二連撃を放つと、剣が連続でスライムを切り裂く。「うお、爽快!」


セリスが木の陰からニヤリ。「へえ、悪くないね。けど、スライム程度でイキるのは早いよ。」


「分かってるって! でも、この熟練度システム、めっちゃ面白くね?」


30匹目で、片手剣熟練度+15(現在26/100) 新スキル:風斬りを習得。剣から風の刃が飛び、スライムをズバっと切り裂く。


「おお、ハイエルっぽい!」


セリスがクスクス笑う。


「その程度の風、私の魔法に比べりゃお遊びだよ。ほら、見せてやる。」


彼女が指を鳴らすと、突風が5匹のスライムを吹き飛ばす。


「ズルくね!?」


ルカは笑いつつ、アイテムを拾う。


合計50コッパー

小さなスライムの核×10。


ルカとセリスはミルウィードの町へ戻る。ルカは市場で**鉄のショートソード(15コッパー)と革鎧(12コッパー)**を買い、装備を強化。


「これでゴブリンも楽勝だな!」


セリスがニヤリ。「ふん、楽勝は言いすぎ。聖峰アストラルに行くなら、もっと鍛えなよ。」


ルカは拳を握る。「よし、次はゴブリンの巣だ! スキルも金もガッツリ稼いでやる!」


セリスがルカの肩を軽く叩く。「欲深いね。嫌いじゃないよ。…死なないでね、転生者。」

今日の戦果

• レベル: 1→2

• スキル: 星読み(初級)、二連撃、風斬り

• 熟練度: 片手剣熟練度26/100

• アイテム: コッパーコイン50、小さなスライムの核×10、鉄のショートソード、革鎧

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