ぶっちゃけブラジル人って~~【ブラジル育ちの私が見た世界】
ちょっと適当に書きたいという気持ちに押されました。
気分転換? 書いてる小説の方が進まなかったのでちょっと思いついたことを話します。
ブラジル人についてです。
このテーマを書くといったことに深い意味はありません。本当に、ただの気分転換。
ブラジルで育ち、大学卒業までした自分の経験をシェアしたいという純粋な気持ちで書きます。
① ブラジル人は自分を大事にする人が多い
こうやって言うとまるで日本人が自分を大事にしないとでも言うような形に見えてしまいますが、もちろん違います。日本人にも自分を優先に物事を考える人はいます。
ただ意味がちょっと違うんですよね。
なんていうか……日本人はブラジル人と比べて、我慢強いです。
いつの日だったか『侍の血』って友達が表現していましたね。忍耐強いって意味で。
その時自分はかっこいいと思いましたが、でもそれはベクトル次第ですよね。
仕事場で何度も怒られている社員がいますが、まぁよくあそこまで言われて我慢できるな~って思います。
何も言い返さず、頭を下げて、業務に戻ってはまた失敗して怒られて。
そしてとうとう会社を辞めてしまいました。
少し話が長くなりました。
ブラジル人の話に戻りましょう。
ブラジル人は少しでも自分が屈辱を受けると睨みつけたり、怒鳴ったり、汚い言葉を連呼します。
>一応ここで釘を刺しておきますが、もちろん全員がそうという訳ではありません。
日本人だろうとブラジル人だろうと、燃やせばみんな骨です。異なる文化や環境の違いでどっちの性格に流れやすいのかが違うだけで、私が例えるタイプの人間はどこにでも居ます。
ブラジル人は本能的に動く人が日本と比べて圧倒的に多いです。
まるで牙を剥き出しにして歩いてような……そんな風なイメージです。
だから自分に害を加えようとする人間には直ぐ眉間にしわを寄せます。
② ブラジル人は温かい
はい、とっても温かいです。
そういう人がすごく多いいです。半端なく。
先ほど①の方で危害を加えた場合の話をしましたが、逆に良好的に接するとめちゃくちゃ良い笑顔をして話に乗ってきてくれます。
レジで並んでるときとか。「熱いね?」なんて適当に後ろか前の相手に向かってつぶやくと「ホントに」とか、「もう我慢できない」とかから始まって、そこから自然と話を引き延ばせます。
男女問わず、年齢問わず。
日本でやったことはないのですが、すごく警戒される気がして怖いです。なんていうか雰囲気がむすっとしてて試したくないですね。
観光地など人が笑顔を振りまいている場所なら和やかで声もかけやすいと思いますが、それでも話を長引かせようとするよりか、いかに話を丸く締めるかにフォーカスをしている感じがします。違うでしょうか? この辺は私の偏見かも知れませんね。
そして更に続けると、友情を大事にする人がいっぱい。恋愛は、次で話します……。家族面は、もうザ・マイファミリー(なに言ってんだおれ)って感じですね、うん。
とくにかく、人間関係を大事にする人が多いです。もちろん中にはくそ野郎もいますがね!
③ 女性はわりとオープン!
とにかくすごいんです! (ブンブン頭を振る作者)
積極的な女性――よく漫画でいるようなお姉さんキャラが好きな人には、刺さる女性がいっぱいるでしょう。
学校と大学で見て&得た経験上……。
良い性格をして、身だしなみがOKでしたら、かわいい顔をしてはいけません。食われます。
ですが、それは大人の女性に結構限ってきます。
私がいう『大人』とは、将来のことに焦点を当てて、遊ぶことを後にしている女性のことです。
そういう女性は大抵過去にもう遊びまくって今からちゃんとした男を探してる、って感じです。
逆に、今度は若い女性の話をしましょう。
ブラジル人の13~20辺りは、主に『悪男』を好みます。
それと13について「!?」ってなられるかも知れないので触れておきますが。
はい……ブラジル人の子は若い段階から男と遊んでます……。
イメージするとそれってやばくない? ってなりますし、実際にやばいのですが、なんでしょう……見た目、外見が、少なくとも16歳以上に見えるせいで『許されるライン』という認識のバグが発生してしまうのか。
実際ブラジルでは問題事です。両者合意の上でなければ捕まりますし、そうでなくても結構危ういので避ける人が多いです。しかも周りに認められなかったり、犯罪者として指を指された場合街中の道路でも普通に撲殺されます。
では話を戻します。
若い子は『悪男』が好きです。
麻薬を使い、女を邪険に扱い、将来を忘れて遊びだけを考える。
そういうタイプの男子・男性をブラジルでは"マランドロ"と呼びます。
『あぶない男』、『犯罪を犯す男』などなど。
とにかく、悪いイメージを持った男として認識される人です。
若い女性はそういう男に惹かれ、多くの場合は道具のように扱われ捨てられます。
最悪の場合は子供ができて、人生が狂います。
ブラジルでは子供を下ろす手術は法律で禁じられていますので、授かったら最後、責任を負わなければなりません。
ブラジルの子のセクロスに対する価値観は決まっていませんが、貧困に暮らしてほかに自分の興味を引くものがないため、男と遊ぶ方向へ行ってしまう子が多いです。
それを誰よりも理解しているブラジルの親たちは、子供の動きをしっかり監視しています。
家から出させてくれないって子もいました。他にも汚い言葉を使う友達がいると知っただけでも転校させるとか。
④ ブラジルは才能の集まり
いや、マジで怖いですね。
これを言っては悪いんですけど、馬鹿は多いいです。頭のいい人で責任感の強い人はレアです。
ですが、彼らの強味はその『本能』にあります。
物事を直感で感じ取る能力が飛び抜けて優れています。
言葉で理解するよりも、感じて理解する。
そしてそれを工夫して自分の形にするという柔軟性。
協議に関してはエゴイストの集まりですね (笑)
しかし残念なことにブラジル人はその才能の活かし方を知らない。生活においてつねに厳しい環境で生きているため、勉強以外して仕事を貰うことが何よりも大事になり、自分の可能性を試す機会を作れないのです。
余裕がない、と言えばいいのでしょうか。
ブラジルは広く、自然は豊か。
しかし、貧困に悩まされ、今も仕事を見つけられなくて頭を抱えている人が何万といます。
⑤ ブラジル人はやさしい
最後に、ブラジル人はやさしいです。
6歳でブラジルに行って何も話せない自分に、たくさんの先生や近所、友達や家族が力になってくれました。
赤点しか取れない私に先生自らこっそり答えをくれたこともありました。一年生の時です。
思い出すと面白くて今でも鮮明に覚えていますし、感謝しています。