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第73話 ボク、コロモンで新たな出会いをする。


『本当に、アンタらは人気者だな。

 あっという間に街入りしたって、噂が街中に広まっているぜ。

 ルーフェニアから話を聞いている間にこんな有り様になるなんてな』

 

 騒ぎに駆け付けてくれたのは、冒険者ギルドのギルドマスター、ナティルさんだった。


 腰に手をあてたまま、ズンズンとボク達の元まで来る。


 チラリと、狐鈴の抱えるウメちゃんに目をやったかと思うと、肩を落とし、大きくため息をつき頭をボリボリとかく。


『全く、企画外な連中で困るよ……んじゃ、話聞くから中に行くか』


 くるりと踵を返しギルドに向けて誘導してくれる。


『お前らも周りに迷惑かけるな、散れっ散れっ』

 ナティルさんは周りに集まる人達に手をシッシと振り言う。


 ギルドの中に入ると、そこでもザワザワっと声が上がる。


『邪魔だ、邪魔だ』と言いながら冒険者達を掻き分け別部屋へと案内してくれる。

 


 ボク達がソファーについたところで、ギルド嬢がお茶を出してくれる。


『美味しい』

 お世辞抜きで美味しいお茶だった。


 ボクの突然発した言葉に、ギルド嬢は『良かったです』と笑顔で返し、テーブルから離れる。



 ギルド嬢がデスクのある方まで戻った事を、目視し、ため息をひとつつき、ナティルさんは口を開く。


『ルーフェニアから簡単に話は聞いている。

 本当に忙しいこったな。

 とりあえず、報告してもらうよ……』


 そして、ボク達は今回のスタンピードの事、ウメちゃんの事を報告する。


『好奇心は己も制御できなくなる。それが冒険者ちゅうもんだ。

 生きようが、死のうが、欲で動いて自分の力を把握できていないのは、冒険者の自業自得の行動だろ』


 などと、過去に自分の作ったダンジョンで、冒険者に大きな怪我をさせてしまった事。

 そのことで、後悔していたウメちゃんに、責任は一切無いと、安心させる様にナティルさんは言う。


『まぁ、大体の事は分かった。

 カーバンクル……ウメちゃんも大変だったな。

 アキラ達なら、協力もしてくれんだろうし、守ってくれる。

 それができるだけの力があるから、ウメちゃんの保護者になっても、問題ないだろ。ただ面倒ごとがあったら相談にのってやるから言うんだぞ』


 ナティルさんから太鼓判を押して貰い、正式にウメちゃんはボクが引き取れる事になった。



 ウメちゃんはダンジョンから出て、今後の生活していく為に、必要になるだろうって事で、冒険者登録を行う事にした。


 そして、シルがボク達の保護者となったように、ボクもまた、ウメちゃんの保護者となる証明の手続きを行う。



 出来立てホヤホヤの冒険者カードを両手で大事に抱えウメちゃんはニコリとボクに微笑む。



【名前 ウメチャン】

【種族 カーバンクル】

【年齢 162】

【職業 精霊 創造】

【ランク B】

【Lv 82】

【契約主 アキラ=ヤマギリ】

【身元引受人 アキラ=ヤマギリ】

ーーーーーー

【魔石製造】【特殊装備製造】【特殊武具製造】【特殊道具製造】【ゴーレム製造】



 ボクのカード内容の更新に関しては、ウメちゃんの登録に携わった事で自動的に更新されるらしく、特に手続きはなかった。



「そうじゃ、ナティルよ、今回のスタンピードで回収した魔石を買い取って欲しいのじゃ」


 狐鈴が言うとナティルさんはひとつ頷き『ちょっと待ってな』と言い、ソファーから立ち上がり、部屋を出て行った。



『あんた達、この街で凄い有名人なんだね。 

 あたしは街であんなに注目を受けたり、こんな特別な部屋に通される事になるなんて思ってもいなかったよ』

 パーレンさんは苦笑いしながらボク達に言う。  

 


「ワーラパントがそれだけ、街民に嫌われる存在であったって事じゃろ」


 狐鈴の言葉に、ボクもただ苦笑いする事しかできなかった。


 そう言えば、先に来ていたはずのルーフェニアさんの姿が先程から全然見当たらない。


 ナティルさんは、ルーフェニアさんから話を聞いたと言う事だから、この建物で何かしているのかな?


『ボクちょっとトイレ行ってくる』

 ボクが立ち上がると、和穂も継いで立ち上がり付いてくる。 

 部屋を出ようとしたタイミングで扉がノックされた。

 

 控えていたギルド嬢が、ボク達の前にスッと出て、扉越しに受け答えし、扉が開けられる。


 扉の前に立っていたのは書類とファイルを持ったルーフェニアさんと、初めて見る、背丈もあり、恰幅も良く、髭を携えた50歳前後だろうか、白髪混じりの赤茶けた髪をした猫背の男が立っていた。


『ゴメンなさい、ちょっと失礼します』

 ボクは和穂と、2人の横を通り、部屋を後にする。

 トイレの扉を閉めたところで、和穂が声を掛けてくる。


「……あの者、何やら面倒な感じがする……」

「え?」


 振り返るボク。

 和穂はボクの眼鏡に手を伸ばし外す。


「……自分の目で見て……」

 和穂は取り上げたボクの眼鏡をかけようとするが、自分の耳に掛からないので、柄を指で摘んで、抑えたまま自分の眼のところに当てる。

 最近可愛いらしい表情を見せることが多くなっていた和穂が、少し賢そうに見える。



「わかった、気をつけるよ。その前に……用を足してもいいかな……」



 ボク達が部屋に戻る頃にはナティルさんも部屋へと戻ってきており、テーブルの横には大きな箱に魔石が山盛りに収まっていた。


『ただいま戻りまし……た』


 先ほどルーフェニアさんの隣にいた男はボク達と向かい合う位置でルーフェニアさん、ナティルさんと共にソファーに腰を降ろしている。


 狐鈴は何だか複雑な表情でいる。

 和穂もさっき言っていたけど、目の前の男性は色々普通の人とは思えない、危険な気がする……。


 眼鏡を外して、はじめて気がついた。

 男性の背中は、何と言うか嫌な気配が膨らんでおり、覆い被される様に纏っていた。

 ……普通あそこまでいったら、生活に支障が出る様な気もするけど……。


 特に何に対して詳しくもない、ボクですらその異様な光景に絶句していた。


 呪い? ……妬み、怨み……


 怖い……ボクは正直にそう思った。


『私は、ジャグラ=ジーン、この街の商業ギルドのギルドマスターをさせて貰っている』


 ペコリと頭を下げる。釣られてボクも頭を下げる。

 なるほど、商業都市でトップに君臨し続けるには、それなりに怨みを買う様な事にも手を出しているって事……なのか。


「で、その様な者がワチらに何の用かや?ワチらは別に商売に興味は無いぞ」

 狐鈴は臆する事なくジャグラさんに話しかける。


『あぁ、ウチのルーフェニアが面白い事を思いついたので、相談相手として、ジャグラに来てもらったんだよ。

 詳しい話はルーフェニア、ほらっ』


 ナティルさんはどうやら、ルーフェニアさんの考えた事を、後押ししてあげようとしている様に見えた。



『えっと、その、こんなに話が大きくなるとは思っていなかったのですけど……』

 頭の上に大量の汗を飛ばしながら、表情を強張らせ、ルーフェニアさんは説明を始める。


 ボク達がコロモンに来るには、家から、普通に馬を走らせても、片道たっぷり1日かかる為、なかなか気軽に足を運ぶことができない。

 それは陽が落ちると、夜目の効かない馬が先に進めなくなるほど、道が暗くなるため。

 辺りが明るくなるまで森の中で、足止めさせられるからだ。

 


 普段の生活で必要な食材の配達や、ボク達の住んでいる方面に届いている依頼などを、定期的に街から行商を派遣するか、初心者のクエストで届ける様な、出張ギルド(商業、冒険者)をやってみたら、良好な関係が結べるのではないかと、ルーフェニアはナティルさんに提案してみたそうだ。


 初心者のクエストにするにも、1泊以上の野外生活がはいっていたり、護衛をする事になるので適した条件になっているので好都合だそうだ。


 冒険者ギルドとしては、離れた地の依頼の紹介と、新人冒険者の育成、シルや狐鈴達の様な、上級職との繋がりを保つ事ができる。


 商業ギルドとしては、食材や物資の売買、時には魔物の素材や魔石の購入もできる。


 なるほど、場合によっては誰にとっても得なものだ。整理のされた説明を受けると、分かりやすくなる。


『ルーフェニアは冒険者ギルドにとっても、優秀な働き手だから、そちらの仕事の為に辞めさせたくはないと思っているんだけど、折角考えた面白そうな提案を無下にするのもどうかと思ってな』


 確かに、往復で2日、準備で1日、たったそれだけで3日かかる訳だし、休みの日だって、生きているうえで必要だから、1回こなすのに4日はかかる。


 最初ルーフェニアさんは自分で考えた思いつきだから、自分の仕事を減らして、そちらに宛ててみたいと言ったそうだ。



『あたしらと取り引きをするなら、シルは忙しい娘だし、外部の人と関わるのを嫌っているから、窓口はあたしになるけど、それで良いのかい?

 ただ、もってきた依頼も、受けられるかどうか確認する必要があるから、1泊はウチに泊まってもらうようになるだろうよ』

 パーレンさんはそんな風にシルを気遣う。




『ふむ、なるほど。確かに面白い話だ。

 あちこちを経由している行商人からは、長持ちしない為に手を出せずにいた、森の新鮮な食材も、手にできる様になるのなら、街の発展にも貢献できるな。


 それに、いち個人ではなく、集落を相手にして、量の行き来も見込めるのならば、どちらか一方だけが得をする様な事が無くなるわけか……


 ただ、街で見かけない製法の料理、そんな物があるとは思えないのだが……私は料理に関しては素人だが、特別な繋がりを得てまで、手にする価値のある物なのか?』


 ジャグラさんがアゴに手を当て、隣に座るルーフェニアさんに質問をする。


『はい。それは実物を試していただく他には、納得されないものかと思います。


 集落に現在住んでいる、セラカ出身の方が、セラカでもお目にかかれないほど美味しい料理を、作る人がいると言っていて、アタシも食べる機会があったんです。


 それは、このコロモンでもお目にかかれない美味しさでした。

 そちらのパーレンさんも、この街じゃ見かけない料理を作ってくれましたし……』


 ルーフェニアさんは、キルトさんの言葉と、自分の味わった感想を伝え、こちらに笑いかけてくる。


『あたしのはただの田舎料理だよ、そんな商品になるような立派なもんじゃないよ。

 不思議な料理ならアキラの方がいっぱい作れるんじゃないかね』

 突然話をふっかけられたパーレンさんは、ビックリしながら言葉をつなぎ、ボクへと話を振ってくる。


『アキラ、アンタは本当に何でもできるんだな……』


 足を組み、背中をソファーに預けていたナティルさんは、もはや呆れたと言わんばかりにボクへと言葉を投げかける。


 ボクは手探りの料理だと伝えたかったけれど、狐鈴の念話による通訳を通しているので、話の速度について行けなくなっていて、ただ苦笑いをするしかできなかった。


 

 和穂が目を光らせ、テーブルにミルフィさんの持たせてくれた、シチューの入った小鍋と、ボクの作ったサンドウィッチ、焼きミツル、そしてホットケーキと所狭しと乗せていく。


「コレは、ミルフィとアキラの作った料理じゃの」

 狐鈴は突然テーブル上に出現した料理に対して、目を白黒させている、ジャグラさんとナティルさんに説明する。



『おい、ユリファ、こっち来てアンタの感想を聞かせてくれないか?』


 ナティルさんは部屋の入り口に控えていたギルド嬢に声をかけ呼ぶ。


『ユリファはウチのギルドでも、ちょっとだけ、確かな舌をもったヤツなんだよ』

 ナティルさんはこちらにそんな事を言って笑いかける。



 いや、ボクとしては、どんな人であっても、他人が食べるって事がプレッシャーでしかないから……


『ほう、これは……』


 ジャグラさんはシチューをひと口啜り感銘をうける。


 ユリファさんはサンドウィッチを開いて、中身を見て、匙を使って、照り焼きのタレや、マヨネーズを単体で少し舐めてから閉じ、ひと口かぶりつく。


『こ、これは美味しいですね』

 そんな感想を呟く。 


 ナティルさんを見てみるとシチューもサンドウィッチも完食しており、指に着いた照り焼きのタレを舐めていた。


『あん? 美味かったよ』

 ナティルさんはそう言いながら、焼きミツルへと手を伸ばす。


『アキラさん、ナティルさんに食べ物の感想は難しいですよ。でも、これだけ早く食べているので、好みだったようですね』

 ルーフェニアさんが正面から教えてくれる。


『あー、アタシも聞いた事あるねぇ、冒険者の食事事情は弱肉強食だから、早い者勝ち、好きなものは他人に取られる前に、腹にしまえってね」

 パーレンさんはニカッと笑いながら言う。


『まったく、困ったものです。

分けられているのですから、美味しいものくらいはこう、噛み締めて、後味も楽しみながら食して欲しいものです』


 ユリファさんは、ため息をつきながら子供を見つめる親の様に話す。


『なんだー、ユリファ。それいらないなら、くれよ』


『イヤですよっ!』


 ナティルさんは、ユリファさんに配られた焼きミツルに手を伸ばす。ユリファさんは即答して、ナティルさんの手が届かない様に距離を置く。


『いやぁ、どれもこれも本当に感服しました。私もこれがお金を出して手に入るならば、家族に買って帰ってやりたいとさえ思えますね』

 ジャグラさんは和んだ空気の中感想を伝えてくれる。


 狐鈴は訳してくれた後、親指を立ててニパッと笑う。


『えっ!?』

 そんなに大きな声ではなかったけれど、ユリファさんの声が、みんなの談話を中断させる。手に持っていたのは焼きミツル。


『先輩もそうなりますよね、アタシも最初そうだったんですから……』

 ルーフェニアさんが、ユリファさんに同意する。


『アキラさんは、このミツルの新しい可能性を引き出しただけじゃないんですよ。

 ユリファ先輩の教えてくれたお店の、【モータル・ハグリー】も1回しか食べてないのに、再現した上に、もっと美味しく改良したんですよ』


『!!』


 ガバッと顔を上げ、ボクに視線を向ける。


『ほむ、こちらの世界では、おそらくぜんざいの事を、ハグリーと言うようじゃな。

 モータルの事を口にしていたからの。


 どうやら、アキラが作ったぜんざいが本家越えした事に驚いているようじゃよ』


 あはは……ユリファさんの視線が、もの凄く痛いなぁ……。


 それにしても、このユリファさん、ただのギルド嬢じゃない様な気がする。

 ナティルさんは『ちょっとだけ、確かな舌をもった』と言ってはいたけれど……。


「のお、ユリファ嬢、ソナタは料理が好きなのかや? 食べるのが好きなのかや?」


 ボクの代わりに、狐鈴が聞いてくれたのだが、室内が静かになる。



『し、し、し、失礼しました、美味しそうな物を目の前にしてしまい、すっかり申し遅れてしまって……申し訳ございません。

 わ、わわたくし、冒険者ギルドコロモン支部、ギルド嬢兼、商業都市コロモン美食案内人、ユリファ=メルフィアと申します』


 ちょっとどころではなかった……。

 このユリファさん、きっとミ○ランのように評価しながら、コロモンの街中の美味しい店をチェックして、情報を網羅しているのだろう。


 そんなユリファさんなら、食材や調味料の事にもきっと詳しい筈だろうから、相談にものってもらえるかもしれない。


 この会合が終わったら声をかけてみよう。


 話の内容は、色んな方向へと移っていく。


 狐鈴達の使う収納空間に興味深々のジャグラさんだったり……。


 狐鈴達が鎮火した、オークの暴走は、地下に広がるダンジョン内のスタンピードに恐れたオーク達に原因があったのではないか……。


 ウメちゃんの話によると、ウメちゃんの作り出したダンジョンは上や下で繋がっているのではなく、横に広がるダンジョン同士を魔石と魔力とで繋いでいたそうだ。


 ウメちゃんがカーバンクルというのも、ジャグラさんにはバレてしまったのだが、ナティルさんがしっかりと釘を刺さしてくれた。

 特殊な道具を創造したら、高く買い取ってくれるらしい。


 危険な気配を纏ってはいたが、ジャグラさん自身は気の良い人だった。


 ジャグラさんの背後の凶々しいモノに狐鈴がアドバイスをする。

 

『厄祓い? ですか……?』

 ジャグラさんは言う。狐鈴達によってこの場で背中のモノを祓うとしても、地に住み着いている量が多い為、キリが無いので、いったんコロモンから離れた場で綺麗に祓ってしまった方が良いと伝える。

 後日に行う送別の宴に参加して、祓ってみたらどうか提案していた。


 その話に食いついてきたのは、想像外のユリファさんだった。


『そんな話聞いてません、私も行きたいです』


『おいおい、まるまる2日間も優秀な職員が揃って居なくなったらギルドが回らなくなるだろ』


「それでしたらぁ……ゴーレムの引く馬車だったら、夜でも休まずに移動できるので、片道半日で移動出来ますよぉ。

 ただ、昨夜大きなモノを創造したので、魔力が、完全に戻っていなく、特別なモノは作れませんが、荷車を引かせる馬だけを2頭作るぐらいなら何とかできますよぉ」


 ウメちゃんは言う。

 ゴーレムの馬は、時間帯も休憩も気にせず、片道半日でいけるのなら、物資の行き来だけであれば、ルーフェニアさんの企画も、ぐっと実現に近づける事ができるのではないだろうか。


 ただ、初心者冒険者の経験云々には向いていないかもしれないけど……。


 やっぱりボクに作ってくれていたゴーレムと荷車は特別なモノのようだ。あの子にも名前をつけて大事にしよう。


『ウメちゃん、ボクに作ってくれたあの子はコロモンまでどれくらいで来れるのかな』


『あの子は特別なのでぇ、大急ぎだったらぁ、荷車を引いて8時間、単体だと5時間くらいでしょうかぁ……ただ、落ちたら大怪我になるかと思いますよぉ……』


 ……なるほど、絶対に無理はさせない様にしよう。


 とりあえず、今後のルーフェニアさんの活動としての投資としてゴーレムの馬を2頭渡す事で契約は結ばれる事になった。


 それにしたって、そんな馬は金額の付けようがない貴重なものなのだろうけど……


 冒険者ギルドと商業ギルドで協力して良いものにしてくれる事を期待しよう。


 宴への突然の参加になった、ジャグラさんによる好意により、今回の魔石の買い取りは少し色をつけてもらえた。


 冒険者ギルドへの報告が全て完了し、ナティルさんは仕事へ戻っていった(とはいっても、この部屋のデスクで書類と睨めっこを始めたと言うべきか)。


お帰りなさいませ、お疲れ様でした。

 アキラと、美食家ユリファさん、そして物流界のトップに君臨しているジャグラさん。

 この出会いが、アキラの料理を大きく変えるのでしょうか……。

 そして、ルーフェニアさんの考案した企画がどうなるのか、とても楽しみです。


 何だかんだで遅い投稿で申し訳ございません。

それでは、次のお話でお会いしましょう♪

いつも誤字脱字の報告ありがとうございます。

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