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第3話 ボクは何に呼ばれたのか。

今回は長めの文章で投稿させてもらいました。

文章の表現力のなさで頭が痛いです。

いよいよ、この物語も動きだした感じです。

楽しんでいただけると嬉しいです。


それでゎ、いってらしゃいませ。


 結局、陸の思惑通りにボクは同行する事になったのだが……。


 夜勤のバイト明けが出発の日って地獄に感じる……。


「……セミ、うるさぃ……あっちいけ……」


 普段だと構ってちゃんがまとわりついて、ちょっかいを出してくるのだが、夜勤明けモードの時は何故だか空気を読んでくれているのか、姿を見せなくなる。



 陸達サークルのメンバーは、お昼過ぎにアパートまで迎えに来てくれるそうだ。


 ボクはもともと、大学ともサークルとも直接関係のない人間なものだから、自由に行動して、何か気がついた事があったら教えて欲しいと依頼された。


 なんなら、何かあるまで寝ていても良いなんて言ってはくれたものの、さすがにそんな言葉に甘える訳にはいかないだろう……。


 と、いうわけで、気軽に食べられる物を差し入れとして持って行こうと考え、バイトに入る前に油揚げを煮て、冷蔵庫で冷やしておいた。


 シャワーに入って汗を流し、髪を乾かしてから予定していた稲荷寿司を作り始める。


 1時間くらい時間をかけたけれど、ヒンヤリしたお揚げと戯れていたので苦には感じなかった。


 なぜ稲荷寿司か……夢の中で廃村を徘徊していた時、神社があった様な気がしたので、"御供え"として持っていくのにも、ちょうど良いだろうと思ったのだ……無ければ食べれば良いだけだし。


 ボクが個人的に用意したのは大量の稲荷寿司と、大量の塩、そして清酒だ。


 夜勤バイトの時にしか使用していないメガネを外し座卓の上に乗せ、ベッドで横になると吸い込まれるように……意識が遠のいていく。





ピロリンッピロリンッ……ピロリンッピロリンッ


 アラーム音が意識を引き戻す。

「んぅ〜……あふぅ……」

 大きく伸びをしてモソモソ動き出す。


 動きやすい服に着替え、出かける準備をする。恐らく廃村というぐらいなので整備された土地は期待できないだろう……。


 靴は登山用のハイカットを用意している。

 ウエストポーチに簡単なサバイバルキット、救急キット、ソーイングセット、気休めの食卓塩の小瓶を詰め込む。


 場所が場所なので……

 念のために購入した軍用10,000ルーメンの懐中電気をカラビナで固定し、邪魔にならない様ポケットの中に入れる。


 愛用の水晶の数珠は……今回は予備も入れて3つ持っていこう、予備2つはウエストポーチの奥に、メインはポケットへ、気休めとして水晶のブレスレットも装着。


 何せ、ワケアリの現場なんてこっちから行ったことないから何が必要なのかよく分からない。


 髪をサッサと、とかし後ろで結ぶ。メガネでいいかぁ……。


 座卓のメガネをとりあげ、かける。

 疲労が取りきれていないから何だかダルい……おなか……減らないなぁ……。


 後でお腹減るかもしれないので、差し入れに入り切らなかったからと、冷蔵庫に入れておいたタッパ入りの稲荷寿司にも保冷剤をのせてザックへと詰め込む。


 探索の時でも食べるかな……。



 丁度その時枕元のスマホが鳴る。


 相手は陸だ。


『アキねぇ、迎えに来たよー』


「いないよー」


『そんなのいらないから、もう出て来れる?』


「んー、今行くぅ…」


 スマホの通話を切って、羽織った薄手のウィンドブレーカーのポケットへ突っ込み、電気系のスイッチを落とす。


 ザックに片腕を通し登山靴を履く。

 差し入れなどを入れた保冷バッグを持ち、玄関を開けると表の熱気が一気に室内へ押し寄せてきた。



「あっつぅ……」



 "さて、このイベントは吉と出るのか、凶とでるのか……"



 玄関が閉まり、鉄製の外階段の降りる音が鳴り響く……。





 階段を降りると、白いワンボックスがアパートに横付けになって停まっていた。


 そして、運転席より回り込んで長身で人の良さそうな男性がこちらにくる。


「はじまして、オカ研部長で今回のイベント企画者の瀬田です。先日は急な電話ですみませんでした。

 今回のイベントも参加してもらえて助かります」


 ペコペコ頭を下げながら挨拶してくる。そのタイミングでスライドドアが開き、陸が車から降りてきた。


「アキねぇ、あちぃから挨拶は車内でな、荷物預かるよ」と手荷物を引き取った。


 車内には他に男性2人と女性2人乗っている。


「え……と、はじまして、陸のいとこの山霧 旭です」


 皆の目が集まっている中なので短い挨拶をする。

 陸の誘導で、助手席へとお邪魔する事になった。



 車は目的地に向かってゆっくりと出発する。


 後部座席では大学の講師やアルバイトの事など、話は尽きる事なく繰り広げられていた。


 車の中にいた男性、1人はパーマで茶髪、タレ目でピアスが特徴(陸の1つ先輩)の武田さん。

 

 もう1人は2つ先輩(ボクとタメ)の筋肉ムキムキで糸目の篠原さん。

 

 女性部員は小柄で髪をお団子にしている、見るからに活発な白井さん。


 そして、白井さんのツッコミ役兼友人(部員ではないらしい)の稲葉さん。


 そこに加えて、先程挨拶をくれた瀬田さんと陸、ボクの7人が今回のメンバー。



 今回はバイトや用事で来れないメンバーが更に6人と、幽霊部員が8人いるそうで想像より多世帯のサークルのようだ。


 瀬田さんはボクが孤立してしまわない様に運転をしながら今回のイベントや、これまでのサークルについて話をしてくれていた。


 実は昨年までは実家がお寺という霊視のできる先輩がいたそうで、無理なく検証する事ができていたそうだ。


 その先輩は卒業後実家を継ぐべく、総本山のお寺へと修行に行っている為、こちらには参加できないらしい。


 ボクとしてはその方と色々話してみたい気持ちになった分、会えなかった事が本当に残念で仕方なかった。


 今回の検証する場所はオカルト系の界隈でもよく分からないと話題になっている場所の1つのようで、少しでも得る物があったらと、目をつけたそうだ。



 サービスエリアで1回休憩を挟んで、時間にして3時間くらいで目的の玄関口に到着した。


 比較的近い場所の様な気がした。


 整備されていない道路は森に挟まれ、普段からの雨風や台風などで折れた木の枝や落ち葉の吹き溜まりが散乱し、アスファルトの隙間から雑草が自由に生えたり、倒木が道端に避けられている様な状態がしばらく続いた。


 少し開けた場所が見えてきた時ハンドルを握る瀬田さんかつぶやいた。


「あっれぇ!? まいったなぁ……先客がいるかもしれないなぁ……」


 苔に侵食されたガードレールの横に赤い軽車両が停められていた。


「こんなバッティングもあるんですねぇ?」


 白井さんがボクの横から顔を乗り出し瀬田さんに話しかける。


「まぁ、夏休み真っ直中だしこんなこともあるんじゃね? もし、先客だったら情報交換すればいいさ、お互いに得るものがあるだろうし……」


 武田さんは前向きに声をかけてくる。


「そうだな、んじゃあ、車止めて拠点をつくろうか」

 瀬田さんは赤い軽車両から距離をとり車を停車させる。


「えぇっ? こういうのって現場に拠点を作るんじゃないんですか?」


 稲葉さんが驚いたように声をあげると、篠原さんが落ち着いたトーンで返事をする。


「検証は現場に行くけれど、現場を荒らすのはタブーなんだよ。よく投稿動画とかで建物内部が人的に破壊されていたり、落書きされたりで原型を留めていない現場を見ると残念な気持ちになるじゃん? 放火跡なんてもっての外だ」


「なるほど〜」


 ドーム型のテントを車の横に迎え合わせになる様に2つ立て、車とテントを跨ぐ様にタープを貼り、それぞれ行き来できるようにセットされる。テキパキと男性陣を中心に拠点が作られていく。


「部長、ちなみに、ここからどれくらい歩くんすか?」


 陸が折りたたみテーブルを広げながらたずねると、瀬田さんは手を止め、首に巻いたタオルで額を拭った後、ボロボロになった商業看板を指さし、「そこから入って5分くらい入ったとこらしいな」と返事する。

 

 看板裏手の木の枝に誰がつけたのか、黄色のリボンが点々と続いている。


「わかりやす……」

 稲葉さんが呆れた表情でツッコむ。


 ボクはとりあえず拠点周囲をぐるりと歩きながら探索する。


 ……が、特に変わった感じもなく、自然によって荒れ放題な状態に反して清々しくさえ感じた。

 地元より落ち着いたようなセミの合唱、響く鳥の鳴き声、木々の隙間から流れる風……。


「……癒される……」


 ボクの呟きに皆ポカンとした表情で手を止め


「「「え?」」」


 皆が口を揃えて言う。


「あはは、これだけ自然に囲まれていると熊とかにも気をつけた方が良さそうですね」


 自然にもれた呟きを、まさか全員が拾っているとは思わなかったため、慌てて話題をふる。


「だーいじょうぶ、そんな事もあろうかと思って持って参りました……ジャーン!! "ベアベアまぐなむ"!」

 陸がセルフ効果音と共にどや顔で、熊撃退スプレーを荷物から取り出す。


「いや、マジそんな事があったらシャレにならないんですけど……」


 稲葉さんが冷静に言う。


「まぁ、何もないとは思うが、とりあえず、拠点には必ず誰か2人は残るようにして、最悪何かあったら車内に退避することにしよう」


 瀬田さんが陸の肩をポンポンと叩き皆に伝える。


 拠点作りがひと段落し、先行探索組みとして、ボク、瀬田さん、武田さん、篠原さんが村へと向かう。


 枝に結ばれたリボンを伝って歩く。リボンは等間隔に10本置きぐらいに結ばれていた。

 

 ほぼほぼ一直線に伸びた感じなので迷う事はなさそうだが、なにぶん森なのでまっすぐ歩いているのか迂回しているのか、方向感覚が分からなくなってくる。


リボンを付けた人に感謝。


 暫くすると屋根が倒壊した蔦に取り込まれた一軒の小屋が目に入った。


 その小屋をやり過ごすと点々と建物が続き細い通路が伸びる。


 建物の作りは近代的ではなく、外壁はトタンが打ち付けられ、屋根は瓦、玄関はガラスの引き戸といった昭和中初期辺りの賃貸の平家が、イメージできるような外観だった。



 やがて開けた場所に辿り着く。


 ここ迄の道中や建物に何か感じる事はなかった旨を伝える。

 ホントに不思議なもので、これだけ何棟もの家が立っているのに残留思念を全く感じない。


 それは人の物も動物の物も含めて、まるで自分の力がなくなったような、水を張ったような静けさだった。禍々しさがなく清められているという感じなのかな?その事にも触れて知らせる。


「ここで、それぞれ気になるところを探索して、情報を集めよう、武田は1時間くらいしたら、篠原と一緒に陸達と替わってくれ、日が暮れる前に拠点で集合しよう」

 瀬田さんが言うと各々バラける状態になる。


 武田さんはデジカメで写真を撮りながら歩き回る。


 瀬田さんと篠原さんは先客と思われる赤の軽車両の持ち主を探しながら探索している。


 これだけ朽ちていると、倒壊した建物に巻き込まれている可能性も無きにしろあらずなのだそうだ。 


 ボクはというと、夢の中の記憶の断片を頼りに村の中を歩き回る。気になったところは村の奥張った丘に鎮座する神社、周りの建物に比べてひときわ大きい作りの寄合場、防火貯水槽のある家を、目指した。


 とりあえず、いざという時に合流しやすくするため、その3ヶ所を目指して歩く事を他の3人には伝えてある。


 本来ならば、いらっしゃるか分からないが、神社の土地神様に挨拶をしてから村の探索をするべきなのだろうが、植物に飲み込まれて村の大きさも把握できないため、手当たり次第様子をみる形になってしまう。


 夢の中では荒れていない、村だった頃の土地を歩いている光景であったが、今現在置かれた環境は朽ちに朽ち、倒壊の進んだ廃屋郡の中を進んでいく。


 すると、最初に辿り着いたのは玄関のところにコンクリート製の防火貯水槽のある家だった。

 貯水槽の中は水が黒く濁り中は見えない。玄関のガラスは割れて散乱し骨組みだけになっている。


「…………」

「……!?」


 そんな中だ、誰かの咳が聞こえたような気がする。


 少し距離のあった位置に篠原さんがいる。


「篠原さん、今咳しました?」


 雑音がほとんど無い場所なので少し声を大きくするだけで相手に届く。


「いや、してないよ。何かあった?」


 こちらの問いかけに、篠原さんが返事をしなから早足で来てくれる。


「咳が聞こえる」

「…………」


 篠原さんが来た直後にも微かに咳が聞こえる。


 篠原さんにも聞こえた様子で頷き、骨組みになった引き戸に手をかける。フレームが歪んでいるのか、開かない。

 篠原さんはフレームを持ち上げて扉を引っこ抜いてしまった。


「おい、誰がいるのか?」


 大きめの声に反応はない……。

 玄関の土間の先には広めの部屋、囲うように廊下が伸びている。


 床はところどころ抜け、埃はかなり積もっているが、人が住んでいた時を、そのまま止めているかのように家具は残っていた。


 柱に貼られた日めくりカレンダーは1948年6月20日で止まっているものの、足下に破かれたカレンダーが落ちていたので、いつのものかは分からない。


  ボーン、ボーン


「え!?」


 時を刻む事を辞めた時計が鳴る。

 先を行く篠原さんも部屋に掛かった時計を見る。


 時計は止まっている。

 

 すると微かにうめき声が聞こえる。近くの押し入れからだった。


 篠原さんは玄関同様、襖を引き剥がす。すると中は空っぽで下の段に1人の男性が横たわっていた。


「うぉ!」


 流石の篠原さんも、これにはビックリした様だ。


 衰弱しているようで、目は閉じたままで、顔をしかめている。


 年齢はたぶんボク等より少し上くらいなのだろうか? たぶんといった理由は、彼の様子が普通では無かったからだ。



 髪の毛の色は真っ白に……いや、髪の毛だけではない、眉毛もまつ毛もだ。実物を見た事はないけれど、アルビノの人のように毛という毛が真っ白になっている。もともとなのかは不明だ。


「瀬田さんか、武田呼んでくる」

 篠原さんは外へと出ていった。


 ここは携帯の電波がないのだ。


 彼らを待っている間、男性に注視しつつ部屋の様子を観察する。


 縁側の窓が割られた廊下に外の光が差し込み、ライトなしでも部屋の様子がうかがえる。


 この家の内部は初めて見たのだが、外観が夢の中に現れたのは3日前の事だ、貯水槽が特徴だったので、ここで間違いではないハズだ。


 では、この人がボクを導いたのか? 


 3日も前からここにいたのだろうか?


 何のために?


 そして彼に何が起きたのか?


 ジリリリリリンッ…ジリリリリリンッ!


「!?」


 突然の出来事に体が跳ね上がる。

 後ろを振り返ると土間の下駄箱の上にある埃を被った黒電話が鳴り出す。


 駆けつけてきた篠原さんと武田さんが土間に足を踏み入れた途端電話は切れる。


「をぃ、今、鳴っていたよなぁ?」


 表情をこわばらせた武田さんは手元のデジカメでパシャパシャと写真を撮る。

 そしてこちらへやってきてこちらの様子も写真に納めつつ……


「うえ!? コイツ……動画配信者じゃなかったっけ?」

 武田さんは意外な言葉を呟く。


「え!?」


 驚いたのは篠原さん、ボクは動画配信なんて見ていないので、誰が誰だかわからない。


「うぉ、ホントだ、髪の毛がこんなんなっているから全然気が付かなかった。オカルト系じゃなく、廃墟探索をメインで動いてる奴だったよな?なぜこんなとこに?」


 今のやりとりで、アルビノ説は消えた。

 しかし謎だらけだ。


「うぅ…ゲホッゴホッ」


 横たわっていた男が咳き込む。


「とりあえず、一旦拠点まで運ぶか」


 見合った2人が頷く。

 篠原さんが背負い、掴まってられない男の背中を武田さんが支える。

 家を出た所で瀬田さんも合流し、武田さんと代わる。


「アキラさんはもうちょっとだけ探索続けてもらえないかな? 他にも何か肝心な事があるかもだから、武田ももう少し頼むよ、陸たちをこっちに寄越すから」


 ボク達は瀬田さんの言葉に了承する。


 暗くなる前に神社には行きたかったので、恐らく在るであろう寄合場を最終的な待ち合わせの場にする事にした。

 見つからなければ、最初の開けた場所という事で。


 パキッ、トサッ、トサッ、パキッ


 足元の小枝の折れる音を響かせながら、ようやく神社と思われる丘の入り口に到着した。 


 ココに着くまでに寄合場であっただろう場所は目視できたので、そのまま進んできた。


 森に挟まれ、不揃いな石が積み上げられ作られた階段が苔にまみれ、丘の上の方まで続いている。


 ここからでは境内も何も確認できない。

 階段の1段目に差し掛かる手前の鳥居は倒壊していた。

お帰りなさいませ。

廃村編がスタートしました。7人の登場人物に、1人の謎の配信者。

夢に出てきた謎の建物に、怪現象、そして神社の鎮座する丘…この物語はまだ始まりです。


つぶやきのように更新していますが、誰かの目に留まり楽しんでもらえる日がいつか来ると嬉しいです。

新参者ですが懲りずに続きを見に来て下さいね。


それでゎ、またお会いできる日を楽しみにしています。

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