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第四章 3

「言ったな。俺にはカーが、この国では魂と言われるものがない。だから俺はお前とカーを共有して」

「お前にカーはある。そうでなければ、死者のために悲しんで怒れるはずがない。それに俺を心配することもできないからな」


 カーは生の全ての根源、命の源、魂など……。

 さまざまな言葉であらわされるが、璃兵衛はカーを希望であり、願いであり、生きがいであり、心であると考える。


 何も感じなければ、人は生きてはいけない。

 だからこそ同時に希望や願いが生まれるのだ。


「そう言えば、富次郎に面白いことを言われたな。なんでも俺とお前は一蓮托生だと」

「一蓮托生、行動や運命を共にする仲という意味だが、お前はそれでいいのか?」


 今度はレンが不思議そうな顔をする番だった。


「いいも何も俺とお前は行動どころか、心臓や魂を共有しているだろう」


 心臓を、魂を共有している以上、璃兵衛とレンは離れることはできない。

 まさに一蓮托生。

 これほどこの言葉が似合う者はそういない。

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