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初日

日野さんに頼み事をされての翌日。

今日は明日香さんと学校に行くことになっている。

と言っても学校までは車で行くみたいだ。


なのに集合する意味はあるのか。

そんなこと気にしてももはや無駄だな。


とりあえず早く準備するか。


今日はいつもよりも早く起きていた。

いつもは美春が起こしに来るのが7時30分ぐらい。

なのでその時間に起きているが今日は7時起きだ。


集合時間は8時ぐらいで俺の家に集合することになっている。

まぁ早く準備するぶんには別にいいだろ。


そうだ今日俺が美春のことを起こしに行くか。


美春はまだお母さんたちと寝ている。

お母さんたちはもう起きているが美春は朝が少し弱いらしくお母さんたちよりかは遅い。

それでも俺のことを起こしに来てくれるなんて…。


まあ俺が寝すぎてるだけなんだけどね。


とりあえず部屋の前についた。

そしてゆっくりと扉を開ける。


美春はお母さんのベットのほうで寝ていた。

俺はゆっくりと近づく。


顔を覗き込んだ。


これは……か…可愛すぎる。

なんてかわいさなんだ。写真を撮りたい。

くそっなんで俺はとれるものを持ってこなかったんだ。


…っていかんいかん。


シスコンって言われた気がする…。

俺は起こすために来たんだ。


「美春起きて。今日は俺が起こしに来たよ」


「…ぅぅ…おにいたん」


く…久しぶりのそんな言葉遣い、染みる。


「…今日は早いねお兄ちゃん」


言葉遣い戻るの早いな。


「今日は早く起きたい気分だったんだ」


「なら今日途中まで一緒に行こうよ!」


こんなにキラキラした目で見られたら断りにくいけど…。


「ごめんね今日は友達と行くことになってるから」


「ええ~…ならしょうがないか」


「少しの間だけ友達と行くことになってるから、今度一緒に行こうか」


「うん!」


いい笑顔をしていたからついつい手を頭に持っていき頭を撫でた。


「それじゃ、ベットから出て朝ごはん食べに行こうか」


そして手をつなぎリビングに向かった。





時間がたち8時5分前になった。

美春はお母さんとともに幼稚園に向かった。


俺もそろそろ外で待機するかな。


『ピンポーン』


ちょうどよくチャイムが鳴る。

こんな時間に来る人は一人しかが念のため確認すると、予想通り明日香さんだった。


一言だけいい荷物を持って向かう。

靴を履いて扉を開ける。


「おはよう武」


先に挨拶しようと思ったが先を越されてしまった。


「おはよう明日香さん」


「それじゃ乗って」


俺は明日香さんの指示に従い車に乗る。


運転席にいたのは朝野さんだった。


「よろしくお願いします朝野さん」


「はい、迎えも私ですので」


「わかりました」


明日香さんも車に乗り学校に向かった。

ありがとうございました。

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