不思議な人物
今回は短いです。
最近昼休みにおかしな人を見かける。フェンス越しにこちらを見ている人だ。
特にこちらに何かしようという感じはせずまるで見守っている感じだ。
一度話しかけようと近づいたが離れて行っていた。一体何なんだろう。
そしてある日。また今度は違うところで眺めている人を見かけた。
近づくが今回は離れるようなそぶりは見せなかった。
「何してるんですか?」
近づいてきてるのは気づいていたみたいだが話しかけられると思っていなかったのか体が一瞬動いていた。
「……確認しているの。自分の気持ちを」
え?
「今は愛しているはずなのに、あの時の私は…いいえなんでもない。子供にこんなこと話すのもおかしいと思うし」
そういって去っていこうとする。
「あの!名前聞いてもいいですか」
「私の名前?もう来ないから言っても」
「それでもです」
すると彼女は「ふふっ」と笑い出す。
「面白いね君、私の名前は霞。また会えるといいね」
今度こそ離れていく。すると後ろから「わっ!」という声と同時に衝撃が来る。
「びっくりした」
今回は完全に油断していたため驚いた。
「何してるの」
驚かせてきたのは明日香だった。
「さっきここにいた人と話していただけだよ」
「不審者?」
「そんな人じゃなかったけど」
そんな人ではなさそうだった。でもなんだか…。
「そういえば土曜日美春ちゃんを連れてきて」
明日香が思い出したように話題を変えた。
「もしかしてこの前」
明日香は頷く。
「わかった、美春にも言っておくよ」
☆
「ホントに!」
夜に美春に伝えると嬉しそうにしていた。
「ほんとだよ。だから今日は早く寝て明日たくさん遊ぼうね」
「うん!」
そういうと美春は歯を磨きに行く。
さて俺はお菓子でも作るかな。
また明日香からお願いされた。今回はプリンを作ってほしいと。
俺はもしかしたれ明日香を餌付けしてしまったのかもしれない。
作り始めるのが少し遅かったため寝るのが遅れ朝寝坊しかけたのはさすがに焦った。
ありがとうございました。




