わたしと猫の物語
静かに隣に寄り添ってくれていたり、毎日の玄関でのお出迎え、就寝時にはベッドに集合…わたしの毎日は猫なしでは語れない。だけどいつかは別れが来る…。わたしの大切な大切な家族の猫について、わたしの閉ざされた心の扉を、開いていこうと思う。
里親探し…
聞きなれなかった当時のわたしは、
ただただ事が進むのを見ていた。
そこから来た、私の猫は、
灰色の小さな小さな子猫だった。
そこから連れてきた私の母親は、
手慣れた様子でミルクをあげていた。
のちに、その子はPUREと名付けた。
当時のわたしは、18才。
母はもうずっと昔に家を出て、
一人暮らしをしていた。
わたしは、
高等専修学校を2年で卒業したにも関わらず、
自由気ままな生活をしていた。
収入源は夜のお仕事だった。
母はこの子猫を、
どうしてこんなにも不安定なわたしに
託したのだろう…
その頃、
本来、わたしが住んでいた実家には
父、義母、弟が住んでいた。
いつからか、祖母も住んでいた。
わたしが高等専修学校に通ってる時は、
祖母は一人暮らし、祖母の家からよく通うほど、
拠点は祖母の家だった。
その当時、流行った言葉かも知れないが
その行為について、プチ家出と言われていた。
高等専修学校を卒業した後、
母のところに訪れたのもプチ家出というものだろう。
そんなことも、全て知る母は
どうしてあの時、わたしに子猫を託したのだろう。




