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スライムだけに使える最強チート!  作者: 六傘ヒロシ
第1章 紺碧の神子降誕編
15/42

14:帰還、からの……!

前回のあらすじ

スライムチートでドラゴンに勝利!

これで帰れる!!


 ※


 一方、地上。


「ぐへへへへ、手こずらせやがって!」


 ジョニーが、じゅるりとヨダレを拭いた。


「きゃああああ、やめて!」


 エスカは、次男のジョーイと三男のJJに両手をホールドされながら叫ぶ。


「ヒッヒッヒ、いくら叫んでも助けは来ねぇよ! おい、お前ら! しっかり、捕まえとけよ!」

「「任せろ、兄貴!」」

「ぐへへへへへ、それではエスカのおっぱい……入場!」


 どこぞのグルメレポーターのような言い回しとともに、ジョニーの手がエスカの胸に伸びる。

 


 その時!


 ジョニーとエスカの間にまばゆい光が発生し、1人の人物が現れた!



 ※


「……ん?」


 光が消え、私の目の前にいたのはドラゴンではなく、


「ウヘヘヘヘ」


 緩みきった顔をしたジョニー。

 ということは……地上に戻ってきた!

 はああああ、助かった!

 土壇場でスライムチートが発動しなきゃ、マジで詰んでた!!


 ドラゴンの脅威から解放された私が、ホッと胸をなでおろした瞬間、


「エスカたん~」


 ジョニーが私の胸を触った。


「……は?」

「むふふ~、やっぱりエスカたんのお胸は小さいな~。けど、こんなに小さかったっけ?」


 なんて言いながら、胸をペタペタするジョニーは完全にアホヅラ。


「あ、兄貴……!」

「それ、エスカじゃない! ヤベー奴の胸揉んでる!」


 ジョーイとJJの言葉に、ジョニーはハッ我に返って私を見た。


「あわわわわわ、神子様……なぜここに?」


 ジョニーの手が震え、顔面蒼白。


「ジョニー。私のおっぱいは、どうだった?」

「えっと……小さいながらも、ガツンと弾力があって、ウギャアア!」


 私は手に持っていた金の玉をガツンとジョニー側頭部に叩きつけた。

 ジョニー失神。


「神子様あああああ!」


 涙目のエスカが私に抱きつく。


「テメェら……察するに、エスカにエッチなことしようとしてたな?」


 私は血のついた金の玉を片手に、ジョーイとJJを睨みつける。


「ひいいいい、それは……金玉きんぎょく!」

「Sレベルモンスターからしか採れない超レア核! しかも、そんな大きなものを持っているなんて、地下で一体何が!?」


「神子の力を使ったのさ」


 私はドヤ顔でニヤリ。


「なんなら今からその力を存分に発揮して、貴様らからも金玉を引きずり出してやろうかぁ!? そうしたら、玉はちょうど七つだ! シェンロン呼んでギャルのパンティぐらいは頼んでやってもいいぞ!」


「ひええええええ、滅相もございません!!」

「どうかお許しください! 平に平にいいいいい!!」


 ジョーイとJJは、泣きながら私とエスカに対して土下座!

 ジョニーはもとより失神している。


ダンジョン編完結!(短っ!)

読んでいただきありがとうございました!

次回は明後日の19時ごろ更新予定です!

いつもブクマ等々嬉しさの極みです!

ブクマ評価、感想お気軽にどうぞ!!

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