なぜカブるのか?
なぜ他人の作品の内容がカブるのか。もしくは似たような作品が生まれるのか。
この世に物語というものが生まれ出てから、今までに生まれ出た作品数を考えれば無理のない話です。
先程、自分の人生経験をもとに話を書けばいいといいましたが、未来人でもない限り、過去から現代までの誰かと全く被ってなどいない人生を歩める人はいないんです。
例えば、当たり前に教育が国民の義務である今日の日本で小学校に通わない人はいますか? 内閣総理大臣みたいな仕事ならともかく、サラリーマンの様にありふれた仕事を行っている人はかなり多いのではないのだろうか? そもそも総理大臣だって歴代人数を考えればそこそこの数です。
そういったことで、例え個人個人の人生であっても、割と多くの人が経験においても何かしらにカブっているのです。
そういった被りやすい環境が作られている中、オリジナリティーを確立するにはどうすればいいのか。
「コロンブスの卵」という言葉を知っているでしょうか? 考えれば簡単だった・誰でもできた、しかし最初に見つけることは難しいということです。
阿智太郎先生は「僕の血を吸わないで」という作品で電撃ゲーム小説大賞で銀賞をとり、ヒット作になりました。この作品の内容を簡単に説明すると、吸血鬼の少女と人間の男の子のドタバタラブコメディーという、今ではありがちですが当時は有りそで無かった作品でした。他にも「キノの旅」はラノベで寓話の要素を、「オオカミと香辛料」はファンタジーと経済学を取り入れていました。
こういった既存のジャンルから無かったものを卵を探すのは有効なのですが、現在進行形でこの卵の捜索は進められているので、残念ながら、人気ジャンルはすでに卵が乱獲されてもうほとんど無いのが現状です。探すのなら未開拓な世間からあまり目を向けられていない分野に目を向けてみるのといいでしょう。
※注意事項
独創性が高すぎて、現代で話が評価されなかった作品の話は割と多くあります。奇をてらいすぎるのも程々に。
書いていて今更ながら気づいたのですが、ここでのアドバイスはどちらかと呼べばライトノベルを書きたい層向けのよりな気がします。
あと、例えがライトノベルことばかりで、分り辛い人には大変すみません!




