表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

傷つく歌たち

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/06/18





人魚の夢をみました

海に溶け込みそうな綺麗な歌声で

すこしだけ悲しそうな歌を

傷つきながら歌っていると想いました


もしわたしのやさしさに

なにかすこしでも意味か価値があるのなら

やさしいキスをしてあげたいなって

笑って想っていたのは

神さまみたいな傲慢さでした



夢の中の人魚だけが

傷つきながら歌を歌ってゆけるのです

夜空無数の星々の煌めきが音を立て

世界を救う新しい歌を歌ったとしても



わたしはそのまえに聴いた青色の

切ない人魚の歌を信じてしまったのでした


歌いながら涙を流している人魚の

横顔が消え入りそうな綺麗さだと

胸の一番奥の奥まで

染み込んでしまった傷だらけの歌詞は


夜の巷で浮かれているわたしの脳髄を


バッキュ─────ンッ!!!


撃ち抜いたのです


まるで死んでもいい

って気に

わたしの夢さえ染めてしまったのです








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ