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死の匂いを嗅ぐ人

作者:JK二年生
十歳の斎藤蓮は、家族と共に仙台から沖縄への観光船に乗っていた。夜更け、台風による暴風雨に船は襲われ、沈没の危機に陥る。混乱の中、蓮は救命具を握りしめ漂流する。目の前には、同じ年頃の少女・瀬川美月 が流木にしがみつき、血に濡れながら必死に助けを求めていた。

しかし、蓮には少女から漂う異様な匂いが分かった。それは、生々しい血と鉄のような「死の匂い」。嗅いだ者の心を凍らせるその感覚は、蓮だけにしか分からない力の兆しだった。必死に手を伸ばすが、波に引き裂かれ、美月 は目の前で沈んでしまう。蓮は初めて死の匂いを嗅ぎ取り、その衝撃と後悔を胸に刻む。

あれから十数年――。成長した蓮は、日常の中で「死の匂い」に再び気づく出来事に遭遇する。誰も気づかない死の気配を嗅ぎ分ける能力に苦悩しながらも、彼の人生はある少女との出会いによって変わり始める。命の儚さと向き合い、愛する人を守ろうとする少年の成長と葛藤を描く、心揺さぶる物語。
第1話 光彩工房の午後
2025/09/10 15:36
第2話 眼鏡店と帰り道
2025/09/10 16:57
第3話 死の匂いを抱えて
2025/09/11 11:36
第4話 運命の匂い
2025/09/11 14:54
第5話 紅茶の残り香
2025/09/12 11:01
第7話裏切りの午後
2025/09/12 13:44
第10話
2025/09/17 11:46
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