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詩全集3

まほろば

作者: 那須茄子

向こう側まで

走ろうよ

かけっこみたいな

小競り合いをして

馬鹿な顔で息を切らそ


なんでもないところに

一輪咲く花が

大好きだから

僕も

なんでもないことで

華をつくりたい


それが向こうまで


辿り着ければ

この解けそうな糸目も

すぐ縫われてしまうだろう


張り裂けそうな時

いつでも取り出して

結べるように

蔦も一緒に摘みましょう

お守りにして

大事な人を想う

そんな素敵な

ドラマに成ればいい


それが向こうまで


辿り着ければ

この解けそうな身も

すぐ後ろから抱かれて

地に足がつくだろう

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走れ優望花冠の君よ
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