表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日、なにつくろう  作者: 藻翰
890/1763

アボカドのナムルとマヨ味噌


 話が一段落ついたところで、飲みたいという事になって……。

 そのまま飲み会が始まるのですが、自分達は自分達で今さっきまでやっていたことが勿論あるわけで。

 その成果物はもう出来上がっている状態。うちの精霊やタマエがそんなタイミングを逃すわけもなく、片手にバスターソードをもった精霊が客席に来て、尻尾で器用にクルクルと回しながら恰好をつけるタマエもいる状態。

 見てすぐはキョトンとがーさんもしていましたが、自分が渡したマジカルクレイがこれに化けたというのはすぐにわかるわけで。


「早速作ってみたのかー。おお、何処かで見たことあるバスターソードに……そっちのハンマーも投げると威力が高そうだ」


 ああ、なんとなくがーさんも何かの作品の武器だというのは理解しているみたいで、そんな反応をします。


「自分の体になる可能性のあるものを作ってみたのですが、思いのほかいい感じに出来ましたよ」

「私のハンマーの方がいいと思うのですがねぇ」


 二人ともお互いに一歩も引くつもりはないみたいで、未だにバチバチとやりあっているような空気は出ているのですが、これからやるのはどちらかと言うと色々と忘れたいための飲み会。

 浴びるようにお酒を飲む場所に余計な争いは入れたくないのもあって、とりあえず今の二人をこの話から遠ざけるのに一番いい方法は何かを少し考えてみると、意外とすぐに答えは出るもので。

 二人ががーさんに自分の武器の自慢をしている間に厨房に戻ったら、すぐに作業を開始します。


「えーっと、アボカドは……あった」


 使う材料はアボカドのみ。

 できれば熟している美味しいアボカドがいいのですが、もし熟しが甘くてもそこまで問題はなく。逆に硬い食感もありな感じになるので凄くこだわる必要は無し。

 包丁を真ん中にスパッと入れて、片手でアボカドを持ってぐるりと一周。

 包丁を抜いて、両手でアボカドを真っ二つに割ってから中の種に包丁のあごの部分を刺してたねをぬいたら奇麗にアボカドが二等分になります。お客さんに出す場合は皮を奇麗に剥いて、アボカドを賽の目にあまり大きすぎない程度にカットしてボウルに移動。

 自分で食べる場合や雑でオッケーな場合はスプーンを使って適当な大きさに掬って同じくボウルに移動を。

 で、ボウルにいれるのはめんつゆ、ゴマ油。コレだけで十分ないい感じのつまみになるのですが、味を複雑化させるとおつまみのランクがさらにもう一つ上がるので、ポン酢やおろしにんにく、おろし生姜を加えてもオッケー。最後に彩りとして白ゴマをぱらぱらとかけてあげればサクッと完成。


「とりあえずこれでも食べながらお酒やらビールでちょっと待っていてください」


 正直な話なにかを作ったという程の物を作った感じではなく、ただ捌いてかけただけみたいな感じにはなるのですが、あえてなまえをつけるのであればアボカドのナムル?ですかね?


「待っていてという事は?」

「もしや、この後?」

「ご飯?です?」


 いやいや、ついさっきお昼が終わって時間的にはまだ夕方とは言えない時間ですが?なんで最初にご飯?って単語がでてくるの?と言いたくなりますが、二人の目には期待しかしていない目。


「がーさんも飲みたいって言っているから、たまにはそういう日もいいんじゃないかなって」

「じゃあ、コレはお通しみたいな感じのあれ?先付けでしたっけ?」

「真面目に答えると、お通しはオーダーを通しました(・・・・・)のお通しで、突き出しっていうのも関西方面であって、それはオーダーも何も受けていませんが、ようこそおいで下さいましたってとりあえずこれを食べて?と勝手に突き出す(・・・・)のが突き出し。そして、先付けは懐石等の一番最初に出す料理だから先付け(・・・)なんだけど……。まあ、コレはそれにあたるかもしれないから……間違いではないかな」


 ただこのまま四等分というか三等分にしてしまうと自分が食べることは難しそうなので少しだけ出す量は絞ってからすることをこころにきめながらこの後の流れを少しだけ考えてみることに。

 今、出したお酒のあてはアボカドのナムル。

 この後はこれを食べて貰っている間にフライドポテトやなにか軽く簡単に揚げられるものが良さそうで、油が汚れる事などを気にしないのであればタコや軟骨辺りが良さそうな気がしている状態。

 野菜、も多少取れてはいますがお酒のつまみであまり野菜ばかりと思っていたのですが、意外と食べてみるとこれがなかなかなもので。揚げ物の後に出すつもりなのは野菜スティック。キュウリ、ニンジン、ダイコン、セロリ。セロリは筋を取って、ニンジンと大根は皮を剥くぐらいまでで大丈夫。

 でもって、それをつけるのはマヨネーズ……なのですが、マヨネーズに味噌を足したマヨ味噌が野菜スティックにはちょうどいい感じ。

 単純にマヨネーズ+味噌だけでも結構味噌の味が違えば出来上がりの味は変わるもので楽しめるのですが、味噌の味が強い場合は砂糖を足して、コクが欲しい場合はめんつゆを少し足してみるのも一つ。大人な味のマヨ味噌にしたい場合は七味や一味を足してあげるとこれまたいい感じ。

 とりあえずマヨ味噌まで作って、軽く一緒にお酒を飲み始めてから足りないものを追加していくスタイルで飲み会を始めましょう。






風邪が治ったら、何か良く分からないけど一日中今度は下痢に(笑)


トイレから出られない一日と言うのはなかなか厳しいものですね(笑)

休日がパーです。ゲーム位出来ればよかったのですが、そこまで体調良くならず……。


ということで、皆様も体調管理にお気をつけて日々をお過ごしください。



今回も読んでいただきありがとうございます

目に見える形の評価やブックマークそして感想もかなり嬉しいです

誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません

改めてありがとうございます

毎日投稿頑張ります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ