ジャガイモのシャキシャキサラダ
やっと書きたかった迷宮ダンジョンを書けたのですが
あまり長くなってしまうと大変なので(笑)サクサク行く予定です。
一応今までの内容で攻略は出来るように書いていたつもりなのですが
どういった攻略をするか予測を付けて下さる猛者はいらっしゃるのでしょうか?(笑)
ダンジョン探索である意味初めての失敗があった昨日。
まあ、失敗といっても死んだわけでもないのでそこまで落ち込む事は無いのですが、少しだけ悔しい感じはします。
そんな昨日の夜は残り物を食べることになったので精霊が結構五月蝿かったのですが、最終的に明日のお昼を少しだけ豪華にするという事で落ち着いたので、今日のランチは出来るだけ見た目を華やかにしないといけない事に。
夕飯が終ってお風呂に入っている間に何故かメインを決めることが出来たので、今日のお昼はそこまで悩まないでも大丈夫な感じにはなっているのですが、いつもの様に起きてみると結局考え事をしないといけない時間が出て来るわけで。
朝食をパパッと済ませて、コーヒーを淹れてからゆっくりと厨房で何にしようか考えるのはいつも通りで、
「今日、なにつくろう」
コーヒーの香りを楽しみながら、メイン以外を考えます。
「あれ、雅?メインは決まったと昨日言っていませんでしたか?」
「言ったよ?言ったけど、メインだけじゃ寂しいでしょ?」
「そうでした。豪華にしてくれると約束しましたもんね!」
「豪華にしたいからじゃないんだけど、一応ね?」
「それで、メインは何に?」
「アジの開きだよ」
「焼き魚ですか」
「そそ」
「副菜が色々と欲しい奴ですね?」
「と言うか、考える前に忘れないようにご飯を先に炊こうか」
「今日はおかわりしちゃいますよ」
「今日もだよ?」
精霊の言葉を訂正させて、先にやるのはご飯の支度。
水に浸してふっくらとご飯を炊く準備を。
「よし、お味噌汁はなめこにしよう」
決まったものから作れるうちに作るという事で最初に出汁の準備から。
多分やっているうちに何か思いつくだろうという事で、ココまで色々と考えて動き始めているのですが今更ながらに冷蔵庫を確認。
「ん、あるよね」
鯵の開きは人数分しっかりとあるので、最悪すっごく質素ですがアジの開き、なめこのお味噌汁、白いご飯と一応食べられる形にはなるはず。
そんな事をちらっと考えている事を察したのか、精霊が凄い目でこっちを見て来たので、
「大丈夫。考えるから、そんな目で見ないでいいから」
「一瞬、作るのが面倒くさいというオーラを感じただけですね?」
そんなオーラが感じられるようになっているのなんて知らないのですが、そこまで言うなら精霊に何か手伝ってもらうのもいいかなと少し頭を働かせると、いい一品が思い浮かびます。
「そしたら、精霊も手伝ってくれる?」
「難しい事は出来ませんよ?」
「難しい事は無いから大丈夫だよ」
「それでしたら」
精霊にお願いするのはサラダなのですが、食感重視なさっぱりサラダ。
「で、何をすれば?」
「これでスライスをお願いしたいんだよね」
「ほほぅ?」
スライサーを出して、お願いするのはジャガイモとニンジン、そしてキュウリのスライス。
順番としてはきゅうり、ニンジン、ジャガイモの順番が洗わないで済む感じなのですが、作りたいのは千切り状のものなので、通常のスライサーの場合はスライスしたものを後程包丁で千切りに。
イマドキは便利なものが多いので、スライサーを通すだけで千切りが出来るものもあるので、それだと更に時間はかからず。
「コレですか?」
「そそ。キュウリはそのままボウルの上で。ニンジンとジャガイモは別々でスライスしてね」
「その間に雅は何をするのです?」
「一緒に合わせるハムを切っておくよ」
何か他の副菜も浮かびそうで浮かばないので何ともなところですが、先の準備を一緒にするのでタイミングは多分良いハズ。
用意するのはお湯。
ジャガイモは皮を剥いてのスライスで、ニンジンも同じく。
ニンジンぐらいであれば一応生もお腹を壊す事は無いのですが、ジャガイモは火を通さないと危ないのでしっかりとお湯を通してあげましょう。
「キュウリの千切り?スライス?終わりました」
「じゃあ、次はニンジンでその後はジャガイモなんだけどジャガイモはアクが出ることがあるからお水の中に落としてね」
「分かりました」
お湯も準備してあるので、後は少し火を入れて準備をするのですがまだスライス中みたいなので、今のうちに作っておくのは合わせ調味料。
お酢、砂糖、醤油、ゴマ油、昆布茶。
ささっと混ぜておけば殆どこのサラダでやることは終った感じ。
「スライス終わりましたよー」
「じゃあ、仕上げていこうか」
好みの食感に合わせてという風になるので、先にお湯に入れるのはニンジン。
硬さが無くなって来る二分後ぐらいにジャガイモも入れます。
で、同じく二分程度ゆがくのですがその先は好みの世界。
シャキシャキがいいので出来るだけ早めに出すつもりなのですが、クタクタなジャガイモがいい人は少し長めにゆがけばオッケー。
「これでオッケーですか?」
「そうなんだけど、しっかりとザルの上で冷ましてからキュウリも合わせてあとはさっきの合わせ調味料を駆けて終わりだよ」
軽く冷まして、少しだけまだ温かさがありますが、全体を混ぜて冷蔵庫で冷やすつもりなので味見程度の一口分を精霊と自分の前に。
「見た目以上にシャキシャキとして美味しいですね」
「あともう一品は鯵の開きを焼きながら一緒にかなぁ」
「今日のランチも楽しみですね」
こんな感じにいつも通りの日常に戻っていきます。
今回も読んでいただきありがとうございます
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誤字脱字報告とても助かります&申し訳ありません
改めてありがとうございます
毎日投稿頑張ります




