プロローグ
僕の名前は天宮正輝だ。
高校2年生で、運動も勉強も普通だ。
その何にも取り柄の無い僕が、街の中に歩いていると、あるお婆さんがいきなり僕に話しかけて来た。
「そこの坊や。お前さんは、自分の手で世界を変えたくわないか?」
僕は、無視してもよかったが、不思議とそのお婆さんの話に耳を傾けてしまった。
「……自分の力で、世界が良い方向に持って行けるのだったら、是非変えてみたいね」
僕は、自分の正直な気持ちをお婆さんに話したら、満足したようによく分からない本を、僕に渡してくれた。
「……坊や。その本がお前さんの人生を変える。それは、良い方向か、悪い方向か私には分からないね」
それを、言ってお婆さんは裏路地へと消えていった。
なんだったんだろ、変な本貰っちゃったけどどうしようっとか考えている内に、どんどん日が沈んできた。
僕は、早く家に帰るとすぐに夕食を食べた。
その後、お婆さんから貰った本を俺はじろじろ見ていた。
「この本、何の本なんだろう、開けて見ようかな」
僕は、好奇心で本を開けようとした。
(開けた瞬間に……爆発とか無いよね)
そう思いながら恐る恐る本を開いて見た。
その瞬間、眩しい光が僕の事を包み込むように広がっていった。
この事がきっかけで僕の人生が変わろうとは、今の自分にはたぶん分からないだろう。
次は、いつ更新になるか分かりませんが、出来るだけ早くしたいと思います。
感想や評価してくれると嬉しいです。あと、「青空の下で青春を」も書いているのでそちらもよろしくお願いします。