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更新遅くてすいません。

テスト勉強とか、テストとか、テスト疲れとか小説読んだりとかでなかなかできませんでした。

はっきり言って、結構設定忘れてましたww

なので、おかしい部分もあるかもしれません。

何かあれば言っていただけると嬉しいです。

誤字ですか?それも言っていていただけると嬉しいです。

 「本題なのだが。」

 ケニーさんの顔が真剣なものとなる。

 「支倉嘉輝、そちは今次期町長候補ということになっておる。」

 「・・・・・・・・・はい?」

 「ん?聞こえなかったのか?そちは次期、町長の、候補、ということになっておる。」

 「聞こえてはいますが、ちょっとばかし意味不明・・・ではないな。・・・なんというか、受け止めきれてない感じです。」

 「ふむ、まあ無理もない。」

 ケニーサンはそう言って、頷いている。

 「ところで、なんでそんなことになっているのでしょうか?」

 嘉輝が聞くとケニーさんが教えてくれた。

 なんでも、あの戦いで嘉輝が勝ってしまったため、試合前にハクアが言った「奴隷になる」が現実化してしまった。

 「ここは俺にとっての現実化は疑問だけどな・・・。」

 と、ちょっと現実逃避気味だ。

 もちろんここがげんじ―以下略

 俺の独り言は誰も聞いていなかったようで、ほかの人たちは何やら話し合っている様子だ。

 何を話してるかって?

 そんなことまで、気を回せない。

 今は、ケニーさんに言われたことを考えるだけで手一杯である。

 話を戻すが、まあハクアの一言で今ハクアは嘉輝の「奴隷」ということになっいる。

 これは、さっきマイステータス長いのでステータスとこれから呼ぶがそれで確認したので間違いない。

 ここからが問題で・・・奴隷がいるのも問題なのだが。

 この世界では奴隷というのは当たり前で、奴隷は全てを主人に捧げるのが常識らしい。

 ここでの全てというのは例えば所持品であったり、仲間にした魔物なども含まれる。

 また、今の状況が起こっているのは全ての中に含まれる「地位」のせいだ。

 普通は、奴隷になるのは言い方は悪いがお金に困ったモノたちが多いのであまりここは気にならない。

 たまに貴族などもいるが没落したところや、継承権がかなり低い者たちばかりだ。

 今回、町長継承権を持っていたハクアを奴隷にしたため嘉輝がそれを手に入れたというわけだ。

 理解は・・・した。

 「まあ、それで継承権を俺は手に入れたわけですが、後ろのケニーさんの子供を見るにハクアはかなり低いと思うのですが?」

 「うむ、だが我が家は代々決闘で町長を決めてきたのだ。」

 「・・・・・・・・。」

 「うむ、言わずともわかっておる。なぜ他家とは違うやり方で長を決まるかということだが、わしも一度聞いてみた。」

 そこで、ケニーさんは口をつぐみ、深呼吸をする。

 そして、真面目な顔で言った。

 「よそはよそ、うちはうち・・・らしい。」

 嘉輝は思わず飲んでいたコーヒーを吹き出すところだった。

 「まあ、いろいろ言いたい気持ちはわかるが我慢してくれ。」

 そのあとも話は続いた。

 まずは、決闘のことで、もうすぐ一番下の子が適正年齢である12歳になるのでその子の誕生会をやったあと準備期間を設けて、その1週間後に開催されるらしい。

 また、ルールがあり自分個人の能力だけでやること。殺しもなしらしい。

 などなど言い終わると、町長はハクアはお前のとこで住まわせろと言って出て行った。

 ほかのハクアの姉や妹、兄に弟などいっぱいいたが全員ケニーさんに続いて出て行った。

 そして残ってのは、嘉輝、ハクア、アンジェ先生、あと逸無だ。

 嘉輝は重い雰囲気を感じ取ってまず落ち着く。

 「まあ、なんだ。うちに帰るか。」

 嘉輝はそう言って、立ち上がり部屋をでた。

 アンジェ先生はいつからかわからないが固まったままだ。

 嘉輝はそのまま歩き出し、早歩きになり、そして走った。

 しかし、嘉輝のあとについてくる二人。

 「はあ・・・やっぱくるの?」

 二人―ハクアと逸無は頷いた。

 「逸無、お前は住むとこあるだろ。」

 「ないよ。今日までここに向かって移動しながらで、今日着いたばっかりだからね。」

 うーん?俺はなぜそれをさも当然そうにドヤ顔で言えるのか理解できない。

 まあ、しょうがないかと心でつぶやきながら嘉輝はしいさんの医療所に帰った。

 まあ、言ってしまうと嘉輝も居候の身である。


 嘉輝が二人と話している頃やっとアンジェ先生は硬直が溶けた。

 「ふう、いきなり嘉輝くんが長の継承権を得たとか話しているのを聴いて自分のことじゃないのに緊張してしまいました。」

 アンジェ先生は自分を落ち着けるために机にあるコーヒーを呑むことにする。

 まあ、ここでありがちな実はこれは嘉輝のカップだった・・・ということはない。

 そして、落ち着くと嘉輝を呼んだ理由を思い出した。

 町長と会わせるのと他にもう一つあったのだ。

 「授業サボった訳をきうの忘れてました。」

 ため息をつき、明日でいいかとつぶやいた。

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