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不登校の陰キャでもイメチェンすれば恋愛できました!

掲載日:2026/03/17

陰キャでコミュ障で不登校な琴葉が湊と会ったことで、自信を取り戻し、前向きになっていく物語。

「………」

ここ半年、誰とも話さず部屋でゲームばかりしていた高校2年生の一ノ瀬琴葉。クラスでいじめにあい、不登校になった。時々部屋を出ることはあるが、家に誰もいない時だけ。

「このゲーム、サブアカでも攻略しちゃった。あ、ソシャゲのデイリーやらなきゃ。」

琴葉は、スマホを手に取り、アプリを開いた。そこで、今話題になっているゲームの広告が流れた。琴葉は、

「これ、面白そう。」

とつぶやいた。

「でも、やるなら買いに行かなきゃだし、どうしよ。もし、買いに行ってる時にクラスの人にあったらどうしよう。なんか変なこと言われそう。」

と、琴葉は悩んだ。

「でも今は昼間だし、みんなは学校に行っているはず。行くなら今しかない!」

琴葉はどこに売っているか調べた。

「コンビニにも売ってるんだ。」

と、珍しいなという表情をした。夏ではあったがパーカーを着てフードを深くかぶり、お金を取り出そうと貯金箱を開けた。

「結構入ってる。」

ゲームを買うためのお金を財布に入れ、財布をポケットに入れた。

家を出て戸締りをちゃんとしてから、コンビニに向かった。


商品を探すところまではできたのだが、琴葉は陰キャでコミュ障だったのでレジで戸惑ってしまった。

「レジ袋おつけしましょうか?」

(レジ袋欲しいけど、、ゲームしか買ってないから、変に思われそう。)

「だ、大丈夫です。」

「では、お会計7100円になります。」

琴葉はちょうど7100円を差し出した。

「お買い上げありがとうございました。」

琴葉はゲームのソフトを手で持ちながら、家に帰ろうとした。だが、途中で頭がくらくらして倒れそうになった。そのとき、たまたま通りかかった男子が琴葉に寄っていき、

「熱中症かもしれないので、近くの公園で休みましょう。」

と琴葉に話しかけた。

その男子は琴葉を日陰のベンチに座らせて、水を買いに行ってくれた。

「あっあの。えっと、その…ありがとございます。」

「いえ、お気になさらず。暑いでしょうからフードおろしたら。」

(あんまりおろしたくないけど、ここでおろさないのも変だし、おろすしかないかぁ)

琴葉はフードをおろした。

「あの。お名前なんて言うんですか?」

と琴葉は水を持ってきてくれた男におそるおそる聞いた。

「風海ヶ丘高校3年の、如月湊です。あなたは?」

「私は、同じ高校の2年の一ノ瀬琴葉です。学校はどうしたんですか?」

(私が聞くのもおかしいけど、)

「今日は夏休みですよ。知らなかったんですか?」

琴葉はあまり言いたくなかったが、告げるとこにした。

「私、不登校なんです。1年の時に、友達付き合いをやらかしてしまって…」

「なら、イメチェンとかして、学校に行ってみてはどうですか?きっと、髪を整えれば、可愛くなれると思いますよ!」

と湊は自信満々に言った。だが、琴葉は地味な自分が、可愛くなれる気がしなかった。

(どうせまた、いじめられるだけだ。)

「あ、あの、もうだいぶ良くなったので、」

と、言いかけた途端、湊が遮って言った。

「もしよければ、僕にやらせてくれませんか?僕は美容師を目指していて、きっと、琴葉さんを可愛くすることができると思います。今から僕の家に来ませんか?」

琴葉はここで、断ったら嫌われてしまうのではないかと、思った。なので、仕方なく受け入れることにした。

「では、お願いします。」

「では、ついてきてください。」

「わかりました。」

そして、琴葉は湊について行った。

湊は家に着くと準備を始めた。


「準備できたよ。さあ、座って。」

「ありがとう。」

琴葉は少し恥ずかしがりながらも、椅子に座った。湊は琴葉に散髪マントをつけて、髪を切り始めた。

切り終えた後、琴葉に鏡を渡した。

「すごい。」

と、琴葉はつぶやいた。あまり手入れをしていなく、ボサボサになっていた髪が、とても綺麗になっていた。数本はクセがついていて、真っ直ぐにはなっていなかったが、前と比べれば、とても、ストレートになっている。

「可愛い…」

と湊もつい、つぶやいてしまった。気を取り直して、

「夏休みが終わったら一緒に学校に行こう。」

と琴葉に言った。

「でも、勉強とか遅れてるし…」

「じゃあ、僕が夏休み中に勉強を教えますよ。」

「じゃあ、お願いします。」

「明日、家にきてください。」

「わかりました。」


琴葉は家に帰った。

「湊さん、かっこよかったなぁ。あんな約束しちゃって大丈夫だったのかな。でも、もう後戻りはできないし、お母さんが帰ってきたら、お母さんに言おう。とりあえず、買ってきたゲームで遊ぼう。」

と琴葉は、荷物をおろしてつぶやいた。そして、お母さんが帰ってくるまで、買ってきたゲームをしてることにした。


ガチャン

家の扉が開いた音がした。

(お母さん、帰ってきた。)

琴葉は部屋を出て、リビングに向かった。お母さんは琴葉の予想以上に驚いて声も出なかった。だが、琴葉は話しかけた。

「あの、お母さん。明日から、湊さんに勉強を教えてもらって、夏休み明けには学校に行こうと思うんだけどいい?」

「琴葉。」

お母さんを驚きながら言った。

「もちろんいいわよ。せっかく琴が学校に行く気になったんだから。今日の夕飯は豪華にしなきゃ。お母さん、買い物行ってくるね。」

と驚きながらも、急いで買い物に出掛けて行った。

「いつもどおりでいいのに。」

と琴葉はため息をついた。だが、琴葉はふと思った。

(そういえば私、湊さんとは話せてたかも。)


今日はご飯も家族で食べた。もちろん、琴葉が学校に行きたいと行ったことの話をしながら。

「琴葉が学校に行く気になってくれて嬉しいよ。」

と夫婦そろって同じことを言っている。

琴葉はゲームのソフトを買いに行った時に話をした。湊さんのことと、湊さんとの約束のことも。その日は、お母さんもお父さんもとても喜んでいた。


翌日。琴葉は朝早く出かけて、湊の家に向かった。インターホンを鳴らし、湊が出て来た。

「いらっしゃい。」

「お邪魔します。」

飲み物も出してもらい、勉強を始めた。


それから毎日、湊の家で勉強を教えてもらった。


夏休みが終わり、初日は湊と一緒に学校に行くことになり、琴葉は顔を赤くし、緊張していた。

学校につき、湊は

「では、また放課後。」

といい。三年の教室の方に行った。琴葉は

(放課後もまた会うの⁉︎)

と心の中で、驚いていた。

教室に入ると、みんなは誰なのか分からず、驚いていた。

先生が出席確認をする時に

「今日は琴葉さんが登校してくれました。」

といい、琴葉だったことに驚き、「可愛い!」と褒めてくれた。

褒めてくれる人がたくさんいて、琴葉は嬉しくて、一日頑張ることができた。

休み時間には「付き合ってください」と告白してきたひともいたが、琴葉は「好きな人がいるので。」と断っていた。


放課後、湊と一緒に家に帰った。

「今日は、本当にありがとう。学校にいるのが楽しいのは久しぶり。」

「よかった。またいつでも、遊びにおいで。」

「うん!」

琴葉は湊と別れ、家に帰った。

「湊さんに何かお礼でお菓子とか、届けに行こうかな。」

とつぶやき、袋に、お菓子を詰めた後、湊の家に向かった。

インターホンを鳴らして、湊を呼んだ。

「あの、お礼にこれどうぞ。家にあったお菓子ですけど、よかったら食べてください。」

「ありがとう。後、琴葉さんに伝えたいことがあるんだけど…」

湊は顔を赤くしていて、つい琴葉も顔を赤くしてしまった。

「僕とお付き合いしてくれませんか?」

湊は思い切って言った。

「私でよければぜひ!私も、伝えようか悩んでいたところなので、嬉しいです。」

と、琴葉はもちろん受け入れた。この後、どう話を続けたら良いか迷ったが、これしかないと思い、

「あの、これからよろしくお願いします!」

とあいさつをした。

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

お互いの手を握りしめ、一緒に微笑み合った。

書いたときは陰キャちゃんLOVEでした。琴ちゃんを生んでからより、その気持ちが深まりました。


琴葉へ

愛してる♡


湊へ

コミュ障の琴ちゃんですが、琴ちゃんの笑顔をたくさん作り、幸せにできるようにしてください。

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