名もなき概念の模造品
続かないわけじゃない
頑張って作ってみるよ
-どうして、生きてしまっているんだろうか。
私は模造品・・・いや、模造品という価値だって存在しない・・・
私は、元が強かったからこそ生き残れたけど、本物のような強さにはなれなかった。
元の世界は、いつの間にか消えてしまっていた・・・私には、居場所なんてない。
この命は、何のためにあるのだろう・・・そう思いながら今日も、ただ歩むだけ。
私は何もない・・・存在してしまった、空虚な命・・・
アジセピク「・・・皆様、ご提案が・・・」
コンバーター「ちょっと!それボクが取ったやつ!」
リアクター「何言ってるんや?これは、ウチの!」
セレクター「・・・ごめんね、騒がしくて」
「あの2人、仲が良いんだか悪いんだか・・・」
リアクター「まーったく、随分荒っぽいわぁ・・・おこちゃまやねぇ?」
コンバーター「んなっ!?誰がおこちゃまだよ!JK舐めんな!」
セレクター「ほーら二人共!アジセピクから話だよ!」
・・・・・・
アジセピク「・・・コホン、皆様への提案というのは、更なる人員の補充についてです」
リアクター「まあせやろな・・・けど」
コンバーター「探し回ったけどなんにも反応しないんだよね~・・・これが」
アジセピク「そこで提案です、この方を知っておられますか?」
リアクター「ん?なんやこの子・・・」
コンバーター「これ仲間にするの?」
セレクター「んん?うーん・・・?」
「(この子・・・誰かに似ているような・・・?)」
アジセピク「この方は、かつて存在した最強のクローン戦士、ツァーストナーグトの分身体・・・ともいうべき存在です」
「本来、消滅するはずだったのですが…どうやら残っておられるご様子です」
「もし我々に協力していただければ、良い戦力になるかと」
コンバーター「ふ~ん・・・じゃ、ちゃちゃっと仲間にしちゃおっか!」
リアクター「せやな、さっさと行こか」
アジセピク「・・・くれぐれも、お気をつけて」
・・・・・・
セレクター「えーっと・・・ここはどういう所だろう?」
コンバーター「おおおおっ……!!!」
リアクター「ん?」
コンバーター「まさしく!これこそ街並みってものだよね!あぁ・・・なんか懐かしい・・・」
リアクター「んん・・・ウチの所とはかなり違うけど、確かに街やな」
セレクター「そうなんだ?」
コンバーター「え?もしかしてこういうの、知らない?」
セレクター「うーん・・・どうだろう、ないかも」
リアクター「まあ、そのうち慣れていくやろうな、ほな行こか」
・・・・・・
コンバーター「ターゲット・・・あ、あれかな?」
セレクター「だね。でも・・・やっぱりどこかで見た事あるような・・・」
リアクター「分身体言うてたし、資料かなんかにあったんとちゃうん?」
セレクター「うーん・・・そっかぁ・・・」
コンバーター「まあ別に良いじゃん!そんな事!」
「お~い!」
ツァーストナーグ「・・・・・・?」
(私ではないよな・・・)
コンバーター「お~い!」
ツァーストナーグ(いやいや、まさか・・・)
コンバーター「うお~い!!!!」
ツァーストナーグ「はい、なんでしょうか!?」
コンバーター「キミ、ツァーストナーグでしょ!?」
ツァーストナーグ「・・・!?」
「ひ・・・人違いでは・・・?」
セレクター「こらこら、いきなりは失礼、でしょ?」
リアクター「いやぁ~すまんな、この子頭おかしいねん」
コンバーター「んな!?だーれが頭おかしいんだよ!」
ツァーストナーグ「・・・はぁ」
・・・・・・
ツァーストナーグ「それで、何用ですか?私の事を知っているみたいですが・・・」
セレクター「簡単に言うと・・・私達に、協力して欲しいの」
「今、私達には人員が足らなくて・・・エデンの管理人から貴方を勧められたの」
「貴方は、最強のクローンの分身体だって・・・」
ツァーストナーグ「・・・・・・」
セレクター「・・・それに、多分だけど」
「どこかのタイミングで、戦わなければいけない時が来ると思う」
「それこそ、世界そのもの以上がかかっているものに」
ツァーストナーグ「・・・・・・」
セレクター「・・・私達と、一緒に来てくれる?」
ツァーストナーグ「・・・・・・何故私なんですか、他にも強い人くらい・・・」
セレクター「・・・私達も探したけど、行き詰って・・・」
ツァーストナーグ「・・・私如き、その戦いに加わる価値すらありませんよ」
「こうして生きているのだって・・・偶然なんですから」
セレクター「・・・でも、貴方の存在が希望になる事だってあると思う」
「お願い!私達に協力して欲しいの!」
ツァーストナーグ「・・・・・・」
セレクター「・・・・・・分かった、無理を言ってごめんなさい」
「2人共、こっちに・・・」
リアクター「ふふ~ん♪ウチの勝ちやで~!」
コンバーター「ぐぅ~・・・!!!その動体視力反則だって~!!!」
リアクター「これくらいどうって事ないわ~。あ、もう1回勝負するか?」
コンバーター「ぐぬぬ・・・」
セレクター「・・・2人共!遊びはそこまで!」
コンバーター「遊びじゃない!戦ってた!」
リアクター「せやな~?音ゲーなら勝てる言うて負けたんやしな?」
コンバーター「その機械的な動体視力ずるい~!ブーブー!」
セレクター「・・・はぁ」
ツァーストナーグ「・・・あ、あの・・・」
セレクター「・・・?」
ツァーストナーグ「あのゲームで・・・勝負しませんか」
「貴方が勝てば、私も貴方達の仲間になります」
セレクター「・・・良いの?」
ツァーストナーグ「ただし、隠されたモード、超次元モードで行います」
セレクター「・・・超次元モード・・・?」
・・・・・・
コンバーター「ふ~ん・・・という事はつまり・・・」
リアクター「異次元のような空間で、妨害もあり、ちゅーわけか」
ツァーストナーグ「はい。では起動しますよ・・・」
ゲームの筐体が光り、4人を包み込む・・・
ツァーストナーグ「では・・・勝負と行きましょうか?」
・・・・・・
リズムに合わせてノーツが流れ出し、2人共的確に押していく。
難易度はとても難しいのだが、セレクターもツァーストナーグも正確に押していく。
しかし、テンポが速くなると同時に・・・
ツァーストナーグ「・・・・・・!」
ツァーストナーグが高速で動き、自分の分身が攻撃するようにコンバーター達に襲い掛かる!
コンバーター「うわっ!?」
リアクター「くっ!?」
コンバーター「すごいパワー・・・守るから、頑張ってよ!」
リアクター「気にせず、続けてくれや!」
セレクター「分かってる・・・けど・・・!」
(反撃に出られないのが悔しい・・・向こうはリズム通りに攻撃してるし・・・!)
サビが近づいていき、緊張感が走る。そして、その時が訪れた。
ツァーストナーグ「!!!!!」
攻撃がリズムに合わせて襲い掛かる。セレクターも防衛を補佐するが、攻めが思っているよりも激しい。
セレクター「(負けるわけには・・・行かないから!)」
繰り返される攻防、瞬く間に何度も衝撃が放たれる。
そして・・・
ツァーストナーグ「・・・・・・!」
結果・・・セレクターがわずかにリードした。
セレクター「か・・・勝った・・・!」
コンバーター「やったああああ!!!」
リアクター「よっしゃ!ウチらの努力が実を結んだな!」
ツァーストナーグ「・・・お見事です」
・・・・・・
ツァーストナーグ「・・・それで、改めて聞きますが」
「私では、足手まといになると思うのですが・・・」
セレクター「大丈夫!言い忘れてたけど・・・この2人も私も、実はかなり強化されてるから!」
コンバーター「そうそう!すっごいんだよ!この力、前とは違って全然いいの!」
「エデンの力って言うんだっけ?」
リアクター「そうそう・・・ってこら!なーに勝手に喋っとるねん!」
コンバーター「あ~・・・ごめんちゃい♡」
ツァーストナーグ「エデン・・・まさか、あのエデンですか?」
セレクター「・・・!知ってるの!?」
ツァーストナーグ「うろ覚えですが…確かあそこは、未完成の領域だったはずです」
セレクター「未完成の領域・・・?」
ツァーストナーグ「はい。確か・・・」
音ゲーの曲の想定は「Unraveling Stasis」です。




