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狭間に巣くうエデンの因果  作者: 名称不明
30/35

重複自我の調停者

メメミナント「・・・やはり来た、それも複数人で」

??「へぇ~・・・そうなんだ?久しぶりに戦えるってわけ?」

???「浮かれないでください、我々と同じような力があるという事は、油断できませんよ」

????「・・・ふん、弱い存在なんかわざわざ向かってこようとはしない」

?????「ねえねえ、もしかして、誰かがこっちに来るの?」

??????「・・・見極めて判断するのが、私の仕事です」

?「・・・お遊びはいらない」

「各々、完璧に勝つことを目的にして」

・・・・・・

メメミナント「・・・ようこそ、といった方がいい?」

「今ここに、私を含め7名の重複自我が存在する」

「・・・貴方達は7人だから、1人ずつ」

キリマ「あっ、私達は2人で1人です・・・」

メメミナント「・・・?人数が足りない」

「でも構わない、貴方達は・・・ここで終わらせる」

それぞれは、戦いたい相手、戦うべき相手の背中を追う。

メメミナント「・・・少し驚いた、貴方?」

アイザ「・・・悪いですか?」

メメミナント「別に・・・再び蹂躙されるだけ、意味をなさない」

「私の調停は、成されるべくして成る」

アイザ「っ・・・と、効きませんよ、そんなのは」

メメミナント「・・・おかしい、貴方・・・人造的?」

「・・・でも、その程度に問題はない・・・」

アイザ「・・・はあっ!」

メメミナント(軟弱な攻撃・・・)

「同じように吹き飛ばすまで・・・」

アイザ「・・・今!」

メメミナント「あっ・・・!?」

アイザがメメミナントに不意の一撃を与える。

メメミナント「・・・何故、攻撃が・・・」

アイザ「貴方の力の真骨頂・・・それが調停であれば」

「私が力をためて攻撃する場合、当然その調停の力で私の攻撃が弱まり、貴方が本気を出さなくても簡単に吹き飛ばせる」

「でも、それが反応できないほど一瞬、または元の攻撃が弱かったとすれば・・・」

「簡単に裏をかくことが可能です」

メメミナント「・・・戦いで語るような人は、嫌い」

「貴方を・・・終わらせる・・・!」

アイザ「・・・良いでしょう、やってみせなさい」

メメミナント「・・・・・・読み取った」

「ディザーペイン・クラウド」

赤い雲がメメミナントを覆う・・・

「・・・これで貴方は、もう触れることが出来ない」

「倒されるのも、時間の問題・・・と、言った方が良い?」

アイザ「・・・ふむ、確かに厄介ですね」

「雲に触れる事が出来ない以上、貴方にも攻撃が届かない・・・」

「・・・なら、こうすればいいんですよ!」

雲に黒を吸わせるように攻撃を放つ。

メメミナント「・・・?視界を奪った?」

「けど、それでも何も変わらない、いずれ晴れるか目が慣れる」

「そう・・・無意味に・・・」

ゴオオオオッ・・・!

「・・・!?雲が、飛んでっ・・・!」

ガシッ・・・

「ぐっ・・・!?掴まれ・・・」

アイザ「やはり、認識できない限り貴方は最適な行動をとれない」

「認識の外では、雲の力が健在であっても吹き飛ばされるとは予想がつかない」

「それに今、貴方の首をつかんでいますが、私はこれをお遊びと断定しているので」

「貴方の調停は恐らく、私に有利に働くでしょうね」

「最も、ここから絞殺なんてしようものなら私の方が不利になりますし」

メメミナント「ぐっ・・・こんな・・・事・・・が・・・!」

アイザ「・・・さて、手早く終わらせましょうか?」

アイザが手を構える。

メメミナント「っ・・・私は・・・まだ・・・」

アイザ「貴方の悪あがきも、終わりにしましょうか?」

メメミナント「な、なに・・・その手は・・・殴る気・・・?」

「力なく振るっても・・・私には・・・」

アイザ「違います、罰ゲームでよくある事です」

「・・・最も、この知識が正しいかは知りませんけど」

メメミナント「・・・っ、調停っ・・・!」

「正しき・・・優位を・・・!」

アイザ「デコピンです」

パチッ

メメミナント「こんな、程度・・・?」

「あっぐっ・・・があああああああっ!?」

アイザ「力が伝わるのは、一瞬ですけどね」

メメミナント「・・・頭が・・・痛い・・・痛い・・・!」

「こんな・・・事・・・!」

アイザ「・・・・・・!」

メメミナント(む、向かってくる・・・!こっちに・・・攻撃・・・!?)

(で、でも・・・調停は・・・死なない・・・!)

メメミナント「あああっ!」

アイザ「・・・残念、です」

「今放とうとしたのは・・・回復だというのに」

メメミナント「はっ・・・!?」

「うあああっ・・・!?あああああああああああっ!?」

(卑怯・・・わた・・・し・・・は・・・)

アイザ「・・・ふう、ひとまずこれで良いでしょう」

「他の方も頑張っているでしょうね・・・」

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