重複自我の調停者
メメミナント「・・・やはり来た、それも複数人で」
??「へぇ~・・・そうなんだ?久しぶりに戦えるってわけ?」
???「浮かれないでください、我々と同じような力があるという事は、油断できませんよ」
????「・・・ふん、弱い存在なんかわざわざ向かってこようとはしない」
?????「ねえねえ、もしかして、誰かがこっちに来るの?」
??????「・・・見極めて判断するのが、私の仕事です」
?「・・・お遊びはいらない」
「各々、完璧に勝つことを目的にして」
・・・・・・
メメミナント「・・・ようこそ、といった方がいい?」
「今ここに、私を含め7名の重複自我が存在する」
「・・・貴方達は7人だから、1人ずつ」
キリマ「あっ、私達は2人で1人です・・・」
メメミナント「・・・?人数が足りない」
「でも構わない、貴方達は・・・ここで終わらせる」
それぞれは、戦いたい相手、戦うべき相手の背中を追う。
メメミナント「・・・少し驚いた、貴方?」
アイザ「・・・悪いですか?」
メメミナント「別に・・・再び蹂躙されるだけ、意味をなさない」
「私の調停は、成されるべくして成る」
アイザ「っ・・・と、効きませんよ、そんなのは」
メメミナント「・・・おかしい、貴方・・・人造的?」
「・・・でも、その程度に問題はない・・・」
アイザ「・・・はあっ!」
メメミナント(軟弱な攻撃・・・)
「同じように吹き飛ばすまで・・・」
アイザ「・・・今!」
メメミナント「あっ・・・!?」
アイザがメメミナントに不意の一撃を与える。
メメミナント「・・・何故、攻撃が・・・」
アイザ「貴方の力の真骨頂・・・それが調停であれば」
「私が力をためて攻撃する場合、当然その調停の力で私の攻撃が弱まり、貴方が本気を出さなくても簡単に吹き飛ばせる」
「でも、それが反応できないほど一瞬、または元の攻撃が弱かったとすれば・・・」
「簡単に裏をかくことが可能です」
メメミナント「・・・戦いで語るような人は、嫌い」
「貴方を・・・終わらせる・・・!」
アイザ「・・・良いでしょう、やってみせなさい」
メメミナント「・・・・・・読み取った」
「ディザーペイン・クラウド」
赤い雲がメメミナントを覆う・・・
「・・・これで貴方は、もう触れることが出来ない」
「倒されるのも、時間の問題・・・と、言った方が良い?」
アイザ「・・・ふむ、確かに厄介ですね」
「雲に触れる事が出来ない以上、貴方にも攻撃が届かない・・・」
「・・・なら、こうすればいいんですよ!」
雲に黒を吸わせるように攻撃を放つ。
メメミナント「・・・?視界を奪った?」
「けど、それでも何も変わらない、いずれ晴れるか目が慣れる」
「そう・・・無意味に・・・」
ゴオオオオッ・・・!
「・・・!?雲が、飛んでっ・・・!」
ガシッ・・・
「ぐっ・・・!?掴まれ・・・」
アイザ「やはり、認識できない限り貴方は最適な行動をとれない」
「認識の外では、雲の力が健在であっても吹き飛ばされるとは予想がつかない」
「それに今、貴方の首をつかんでいますが、私はこれをお遊びと断定しているので」
「貴方の調停は恐らく、私に有利に働くでしょうね」
「最も、ここから絞殺なんてしようものなら私の方が不利になりますし」
メメミナント「ぐっ・・・こんな・・・事・・・が・・・!」
アイザ「・・・さて、手早く終わらせましょうか?」
アイザが手を構える。
メメミナント「っ・・・私は・・・まだ・・・」
アイザ「貴方の悪あがきも、終わりにしましょうか?」
メメミナント「な、なに・・・その手は・・・殴る気・・・?」
「力なく振るっても・・・私には・・・」
アイザ「違います、罰ゲームでよくある事です」
「・・・最も、この知識が正しいかは知りませんけど」
メメミナント「・・・っ、調停っ・・・!」
「正しき・・・優位を・・・!」
アイザ「デコピンです」
パチッ
メメミナント「こんな、程度・・・?」
「あっぐっ・・・があああああああっ!?」
アイザ「力が伝わるのは、一瞬ですけどね」
メメミナント「・・・頭が・・・痛い・・・痛い・・・!」
「こんな・・・事・・・!」
アイザ「・・・・・・!」
メメミナント(む、向かってくる・・・!こっちに・・・攻撃・・・!?)
(で、でも・・・調停は・・・死なない・・・!)
メメミナント「あああっ!」
アイザ「・・・残念、です」
「今放とうとしたのは・・・回復だというのに」
メメミナント「はっ・・・!?」
「うあああっ・・・!?あああああああああああっ!?」
(卑怯・・・わた・・・し・・・は・・・)
アイザ「・・・ふう、ひとまずこれで良いでしょう」
「他の方も頑張っているでしょうね・・・」




