掲げられし傑雄極越
夜桜「ふ~ん、ふふ~ん、ふ~ん♪」
「さてと・・・今回はココを、壊しちゃおっと♪」
「見た感じ、魔法少女が怪物とかと戦ってるらしいけど・・・」
「でも、壊しちゃうからさ~!」
爆発音が鳴り響き、その地帯が抉れる。
エルトリート「・・・!あそこか!」
・・・・・・
エルピス「・・・とうとう見つけたからね、梨阿菜!」
夜桜「・・・誰だっけ?貴方」
エルトリート「・・・お前、私が誰だかわかるか」
夜桜「・・・・・・お母さん、だっけ」
エルトリート「・・・私がお前に、何を教えたかわかるか?」
夜桜「・・・覚えてないよ?そんなの」
エルトリート「ふざけるな!貴様・・・この偽物め!」
イルク「偽物・・・?」
エルトリート「魔力パターンは似せているが、全く違うところがある」
「それは、あの時に私が与えた魔力分が、全く感じられていないからだ!」
夜桜「・・・あーあ、バレちゃった?」
エルデシント「ご名答♪本物のお母様がいるのは、予想外かも?」
「私は模倣が得意でね?名前は、エルデシント♪」
「お母様の本当の娘さんは、まだ無事だけどぉ・・・」
「バレちゃったからには、帰すわけにはいかないかな?」
エルピス「・・・ふざ、けんな・・・」
「ふざけんな・・・!!!」
「お前は、世界を壊し、家族を壊すだけじゃなく・・・」
「その人にとって大事な人の姿を模倣までしやがって・・・!」
「許さない・・・許さないんだからあああああ!!!!!」
ハルア「・・・もしもの時は抑えましょう」
アイザ「ええ・・・そうですね」
エルデシント「許さないって?こっちもですけど!」
「あの時みたいに、全部壊してあげますからね!」
エルピス「・・・お前、だけは!」
「この手で!・・・葬る!」
エルトリート「・・・久しく、本当に怒りが湧いてきた所だ」
「覚悟するといい、邪悪なる模倣使い!」
・・・・・・
エルデシント「っ・・・つ、強い・・・」
「成長や復讐心だけじゃない・・・お母様が的確にサポートしていらっしゃる・・・」
エルピス「これで・・・消えろ!!!」
エルデシント「ぐうっ・・・!?がああああああああああっ・・・!」
エルピス「はぁ・・・はぁ・・・!」
「・・・さぁ吐きなさい!本物の居場所を!」
エルデシント「っ・・・うっ・・・」
「たす・・・け・・・」
エルピス「何言ってんの!さっさとエルトリートさんの娘さんの居場所、吐けって言ってんの!」
エルトリート「エルピス・・・・・・」
エルデシント「・・・あの・・・人・・・なら・・・」
「きっ・・・と・・・」
???「はぁ・・・いけませんわ、死にゆく人をさらに苦しめるなんて」
4人「・・・!?」
???「ですが・・・相手を見くびりすぎた貴方の結末としては・・・ふさわしいですわね?」
エルデシント「っ・・・ヴぃあ、ぽーの・・・」
ヴィアポーノ「しかし、貴方もお気の毒でしょう?エルトリートという方」
「大事な娘さんが何故このように利用されてしまったのか・・・」
エルトリート「・・・!何が言いたい!」
ヴィアポーノ「ふふっ・・・ご安心くださいませ」
「娘さんなら・・・丁度、戦いの合間に寝室に送り届けてきました♪」
「それに・・・娘さんが下した判断は、正しいものですし♪」
エルトリート「・・・どういうことだ?」
ヴィアポーノ「あの子は自らが利用される代わりに、他の存在の為に世界を守り抜いた・・・英雄的存在なのですよ♪」
「私、英雄って憧れの1つなんです♪」
エルデシント「・・・・・・」
ヴィアポーノ「さて、そこの模倣人形はどうしたって構いません」
「もう二度と戦えないでしょうし、邪魔ですから」
エルデシント「そん・・・な・・・」
エルピス「・・・貴方の目的は何なの、ただの親切心だけじゃないでしょ?」
ヴィアポーノ「私ですか?私は・・・目指しているんですよ」
「『傑雄極越』・・・いかなる英傑であろうと、英雄であろうと、永極に、永越される、完全な存在・・・」
「そうなれば私は・・・巡り合えるのです・・・♡」
「唯一無二たる、本物の支配者に・・・♡」
アイザ「・・・いかれた思考です」
ハルア「危険因子ですね」
ヴィアポーノ「ふっ・・・ふふふふふ・・・」
「かかってきても構いませんよ?」
「でも、わだかまりがあってはいけません、1日くらい空いても良いでしょう」
「来てしまったからには、この世界も滅ぼすつもりですから・・・ふふ・・・」
ヴィアポーノ「1日・・・ええそうですね、1日・・・」
「待ってあげてくださいね?」




