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狭間に巣くうエデンの因果  作者: 名称不明
11/14

名も無き自分の記憶

ギャグ展開は無いよ。

将来を期待されているほどの存在であった。

しかし、全てが変わったのは、あの時からだった。

犯罪人にお仕置きが行える秘密のイベントに応募したところ、受かった。

犯罪人をお仕置きする道具や鎮圧する道具も、一時的に使用できる。

指示を受け、神様からの使いとして極悪人の元に行く。

反抗する危険性は無いとの事で、付き添いは誰もいなかった。

しかし疑問を感じ始め、一生消えない傷跡を得てしまう。

涙を流しながら、逃げるように飛び出した彼女を温かく迎えてくれる人は居なかった。


アジセピク「今日はまた、お客様が多いご様子ですね・・・」

セレクター「ごめんね、アジセピク、騒がしくなっちゃって」

アジセピク「いえ・・・新鮮です」

「このような場面を見たことがなく・・・胸が高まりそうです」

「・・・我々は、本来何も介入することはしない立場ですから」

フィアネード「ア、アイドル・・・まぶしすぎる・・・!」

ワーナイラ「そう?私はあまりそういうのじゃないけど・・・」

恵原「・・・こういう親しみやすい関係が、もっとあればよかったのに・・・」

メイトーア「気負いすぎじゃない?」

「てか、思ったんだけど・・・そっちもアイドルやったらどうかな?」

ダーグネイト「は、はぁ!?バッカじゃないの!?」

ティフィーア「あいどる・・・是非!詳しく教えてもらいたいです!」

ダーグネイト「なんで乗り気なの!?」

リリクーナ「まぁ・・・この方たちもお誘いになるのですか?」

メイトーア「んーん、ライバル枠!」

ヴァイラーテ「ライバル・・・面白そうですね!」

アジセピク「・・・・・・それぞれの方達の部屋も、ご用意しておきました」

「それで・・・確か、セレクター様は・・・」

セレクター「うん!そろそろ私もしようかなーって」

アジセピク「そうですか・・・お気をつけて・・・」

メイトーア「アジりんも、あーそーぼっ!」

アジセピク「あ・・・ちょ、ちょっと・・・!」

セレクター「あはは・・・楽しんできなよ~!」

・・・・・・

セレクター「記憶・・・私の記憶、か・・・」

(私は、自分がどんな自分だったかは知らない)

(でも強かった、それは私自身が強く分かってる)

「まあ、何とかなるよね!うん!」

数十分後・・・・・・

「・・・ふう、これで良し、かな」

(結局、名前以外に手掛かりは全くなかったかあ・・・)

アキ「お待たせ~!」

桜河「お~お疲れ~!」

スノル「無事、終わらせてきたみたいやな?」

ツァグナ「記憶はどうなりましたか?」

アキ「う~ん・・・それが、何とも・・・」

何かが割れる音がした。それは、外ではない。

自分自身の中の殻、ともいうべきものだったのだろうか

「・・・・・・あ」

桜河「よーし!それじゃあボクも復活したことだし・・・」

「今日はみんなで・・・」

バタッ・・・

アゼアキ「ああああああああああああああああああっ・・・・・・!?」

3人「っ・・・!?」

スノル「な、なんや!?どうしたんや!」

アゼアキ「うっ・・・!くっ・・・うっ・・・」

桜河「え、ええっ!?シャレになってないよ!?」

ツァグナ「お、落ち着いてください、大丈夫で____」

アゼアキの身体から煙が出る。

収まったかと思えば、アゼアキの身体が小さくなっていた。

桜河「な、なにこれ・・・本当に意味わかんないんだけど・・・」

スノル「だ、大丈夫か・・・!」

アゼアキ「いやぁっ・・・!!!」

スノルの近づく手を払いのける。

スノル「うおっ・・・!?な、なんや・・・」

ツァグナ「・・・怯えている・・・?」

桜河(ど、どうすればいいんだろう・・・)

アジセピク「あの・・・えっ・・・!?」

「ど、どういう状況ですか・・・!?」

・・・・・・

アジセピク「・・・はい、分かりました」

「記憶を読み取ってみましょう、えーと・・・」

スノル「分かった!ウチがやる!」

「暴れんといてな・・・」

アゼアキ「っ・・・ま、待っ・・・」

スノル「・・・・・・」

桜河「・・・・・・ひどい光景・・・・・・」

ツァグナ「・・・裏切り、傷跡・・・」

アジセピク「・・・・・・ああ、そうでしたか」

アゼアキ「・・・・・・ごめん、みんな・・・・・・」

「私・・・全然お姉ちゃんじゃ、なかった・・・・・・」

「逃げたかったんだ・・・全部・・・」

「こんな私・・・かっこ悪いよね・・・」

「本当の私は・・・弱いんだ・・・」

「何にもわかんなくて・・・壊されて・・・」

「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

桜河「・・・違うって」

アゼアキ「えっ・・・・・・?」

桜河「そんなの、絶対違うよっ・・・!」

「あの場所で、あの世界で、ボクを見つけてくれた時・・・」

「言ってくれたよね、運命を変える力があるって・・・」

「・・・キミは文字通り、ボクの運命を変えてくれたんだよ・・・!」

「弱くなんかないっ・・・!キミは、かっこ悪くなんかないもん・・・!」

アゼアキ「・・・・・・でも、それは・・・・・・」

スノル「そうや・・・!」

「あの時も、必死になってウチの暴走を止めてくれた!」

「ええか、ウチらがここまで来たんは、アンタのおかげなんやからな!」

「アンタは、ウチらと一心同体みたいなもんなんや!」

アゼアキ「・・・・・・でも、今の私は・・・・・・」

ツァグナ「今の貴方の方が、前よりもずっと輝いて見えますよ」

アゼアキ「えっ・・・・・・」

ツァグナ「とても悲しい記憶です、自分が崩れていく過去は、思い出したくないのも分かります」

「けどそれは、逆にあなたが個性を取り戻した証拠と言っても良いんです」

アゼアキ「個性・・・?」

ツァグナ「私だけでなく、桜河さんやスノルさんも、同様に過去につらい経験をなさっています」

「でも、私を含めお二人も、それを乗り越えて前に進んでここにいるんです」

アゼアキ「・・・・・・」

ツァグナ「逃げないでください・・・!そして、頼ってください・・・」

「弱くたっていいんです、私達と一緒に、側にいてくれれば・・・」

アゼアキ「・・・みんなっ・・・」

アジセピク「・・・認めたくない過去、忘れたい過去を乗り越える・・・」

「記憶を取り戻した貴方達になら、きっと出来ますよ」

「そして、セレクター・・・いえ、アゼアキさん」

「貴方は1人じゃありません・・・仲間達、そして・・・」

「私にも、悩みがあれば手伝わせてくださいね」

アゼアキ「っ・・・うっ・・・」

「うわああああああああああああああああああああんっ・・・・・・!!!」

アゼアキが流した涙は、まるで子供のようなものだった。

安心したのか、報われたのか・・・

3人は、アゼアキを優しく抱きしめた。

感動的にしようとするとなんか涙出てくる。

BGM聞きながらだからかな?

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