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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  五月篇
98/139

第98話  二人っきりのお留守番

 二人が姉弟になって、一年が過ぎた頃——


「敦也、唯。ごめんな。今日は、ちょっと、帰りが遅くなるかもしれないから、大人しく、家でお留守番できるかい?」


「うん!」


「分かった! あーちゃんは、私が守ってあげるから大丈夫!」


 胸を張って、唯は言った。


「そうか、そうか。じゃあ、言ってくるからね。ご飯とかは、コンビニ弁当を買って、テーブルの上に置いてあるから、それを二人で一緒に食べるんだよ」


「はーい!」


「じゃあ、行ってきます!」


「いってらっしゃい!」


「がんばって……」


 唯と敦也は、修二を玄関で見送って、家の中は二人っきりになった。


「あーちゃん、何して遊ぶ?」


「ねる」


 と、敦也は歩いて、リビングに向かう。


「なんでー? あーちゃんと私、二人なんだよ。遊ぼうよ!」


 と、唯は後ろから抱きついて、敦也の歩く先を妨害する。


「いーやー、ねーるー!」


 敦也は、ソファーまで何とかたどり着くと、横になる。


「んー!」


 と、唯は、頬を膨らませて、怒っている。


「だったら、テレビ見よ!」


「……好きにして」


「分かった!」


 と、唯は敦也の隣に座り、リモコンで電源を入れ、テレビを点けた。

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