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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  五月篇
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第77話  咲弥の仕事

「え、今日は、毎年恒例の四校合同の合宿を開催いたします。三日間、最後まで頑張りましょう」


 他校の顧問の先生が挨拶を終えると、学校ごとに分かれて、ウォーミングアップを開始する。


「咲弥君、何をしているんだ?」


 咲弥が、ビデオカメラやパソコンの準備をしている最中にテニス部の顧問である須藤先生が、話しかけてきた。


「あ、先生。動画ですよ。動画。三人の動きとかを分析して、データ化する。それを三人に見せているんです」


「なるほど、凄いな。君は、そういうプログラミングとか、得意なのか?」


「はい、人よりはあると思いますよ」


「それ、誰のでもいいんだが、一つ、過去のデータとか見ることできるか?」


「構いませんよ。あっくんので大丈夫ですか? 最後にデータを取ったのが、確か、去年の十二月だったので……。それがこれです」


 咲弥が、パソコンの画面を須藤先生に見せた。


 敦也の過去の動きの動画に加え、それに加えた様々な分析データ。体力面、天候、コートの種類などもしっかりと記入さえている。


「ここまで分析しているのか。このプログラムは、君のオリジナルなのか?」


「はい。私が作ったソフトです」


(この子、マネージャー志望で入部してきたのは知っているけど……。これは、異常すぎるだろ。あの三人が、強いわけだ……)


 須藤はこの分析データを見て、一つ思ったことがある。


「このデータ、他の選手のデータを取ることはできないのか?」


「どうしてです?」


「三年生は最後の仕上げに入らないといけない。この部は、男子は団体戦では二回戦止まり、個人戦でも最高で、四回戦か、五回戦まで。女子も同じくらいだ。だから、三年生には、せめて、一階でも多く勝ってほしいのだが、頼むことはできないだろうか?」


 須藤先生は、咲弥にお願いする。


 少し考えて、咲弥は答えを出す。


「そうですね。それなりに協力はしますが、条件があります」


「なんだろうか?」


「データが圧倒的に足りないので、他の人にも動画撮影とかを頼んでください。それと——」

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