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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  四月篇
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第59話  企む二人

 平坦の道を歩く敦也達は、ようやく、【クリスの海】にたどり着いた。


「ここが、さっき、お前の言っていた場所なのか?」


 と、敦也が康介に訊く。


「ああ、そうだ。絶景だろ?」


「まぁ、確かに絶景だな。この木の柵がなければ、恐怖に変わるけどな……」


 断崖絶壁に見舞われたこの場所は、もし、落ちれば、波しぶきが荒々しい、海へとまっしぐらである。

「で、問題の鐘っていうのは、どれだ?」


「あれ」


 と、康介が指さす方を見ると、確かに鐘を鳴らす場所がある。


 そこには、生徒達が集まって、記念写真とかを撮っている姿が見える。


「意外と人気、あるんだな……」


「ま、人は噂話とか、神頼みは好きだからな。それに、こういうところは、たまにしか、こないから珍しいんだろ」


 二人が、そう話していると、夏海は、全員に提案する。


「それじゃあ、あの鐘の場所で、写真撮影しない?」


「しゃ、写真撮影ですか? わ、私は構いませんよ!」


 と、戸惑った言い方をする唯。


「私は大丈夫よ。咲弥は、どうするの? 辞めておく?」


「私は……撮る……」


 どういった執念なのか、写真を撮りたいらしい。


「弓削君、ちょっといい?」


 と、夏海が康介を呼び出す。


「俺?」


 と、夏海の方に駆け寄る康介。


「写真は全体写真と姉弟揃っての写真でよろしく。いいわね」


 と、夏海は小声で康介に伝える。


 それを聞いた康介は、なるほど、とニヤニヤして、夏海の策略に乗っかる。


「あの二人、何の話をしているんだ?」


「さぁ? 俺には、あの二人、良からぬことしか考えていないと思うけど……」


 健斗は、二人の様子を見ながら苦笑いをした。

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