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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  四月篇
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第57話  出発前

「よぉ、敦也。朝からお疲れだな」


 と、一列にグループごとに並んでいると、後ろから康介が話しかけてきた。


「まーな、朝から色々とあったんだよ……」


 と、敦也はげっそりとしていた。


 一年生から三年生までが広場に集まっており、今日の天気は、遠足日和の晴天である。


 今日の服装は、制服ではなく、体操服はもちろん、その上にジャージを着ても可能になっている。


「よーし、それを俺が当ててやろう。健斗、何だと思う?」


 康介の後ろに並んでいる健斗に訊く。


「俺? んー、遠足が楽しみで眠れなかった、とか?」


「いや、小学生じゃねぇーんだから、それはないだろ。俺だったら、朝からあの三人の中の誰かと、イチャイチャしていた! これだろ。これ以外に最高な解答はない」


「あーなるほど……」


 康介の答えに納得する健斗。


(合ってる……)


 敦也は、この男は計り知れないと思った。


「さて、こういう事はさて置き、今日の遠足にあるハイキング中で、とあるところによることができるらしい。俺と健斗は、地元だから知っているが、敦也は知っているか?」


「海が近いから、絶壁の上から真下を見下ろせるみたいなものか?」


「いや、それに近いって言えば、近いんだが……。正解は、【クリスの海】と言って、恋人たちの名所であり、そこで鐘を鳴らせば、恋が成就すると言われている」


「へぇー、そうなんだ……。ん? それ、マジで言っているの?」


「そうだな。地元では有名スポットだ」


 康介の返答に、敦也はちょっと思い浮かべる。


(これを知っている姉ちゃん達じゃない。このままだと、完璧に鐘を鳴らすことになるな……)


 と、敦也は、小さなため息を漏らした。

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