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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  四月篇
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第56話  遠足当日の朝

 遠足当日の朝——


「それで、また、こうなっているわけ?」


 朝、目が覚めると、隣には唯が敦也に添い寝していた。


 つい最近までは、治まっていたのにまた、敦也の隣には、朝になると、誰かが寝ている。


(別にこれから先がないからいいものの。もし、間違いが起きたら洒落にならないよな)


 敦也は、ゆっくりと体を起こして、唯の頬を人差し指で突く。


 唯の柔らかい頬は、敦也の指の感触を刺激する。


(柔らかい。唯姉って、こうしていると、可愛いんだよな。本当に。ずっと寝ていれば、だけど……。まぁ、起きている唯姉も嫌いって訳ではないけど)


 敦也は、丁寧に唯の頬を触りながら、起こすことにした。


「唯姉、起きてくれ。朝だ。今日は遠足だけど、集合時間は九時なんだから、起きないと遅刻するぞ」


「ん、んん……」


 ゆっくりと、目を覚ます唯。


「あ、はい。おはようございます……」


「ああ、おはよう」


 すると、唯は両手を挙げる。


「お願いします」


「え?」


 戸惑う敦也。


「起こしてください」


 と、おねだりされる。


「はぁ……。しょうがないなぁ……」


 敦也は唯の体を支え、起こそうとすると、いきなり唯は敦也を自分の胸に引き寄せる。


「捕まえました。時間は、もう少しありますので、こうして、あっちゃんの成分をください」


 唯は、敦也を抱きしめたまま、堪能している。


(朝からあっちゃんに抱きつけるなんて、幸せ。このまま、ずっとこうしていたい)


 唯のお花畑状態は、朝からフル回転である。


「唯姉、く、苦しい……。それに、顔を胸に当てるのだけはやめてくれ!」


 敦也は、朝から疲れた。

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