表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  四月篇
19/139

第19話  ほんの少しの息抜きで

 お昼ご飯を食べ終えた敦也は、新聞の番組表とスポーツ欄をチェックし、自分の部屋に戻った。


 唯との勉強会の続きは、夜頃となった。


 午後からは、少し用事があるらしく、家に居ない。


 里菜は、昼食後の運動をするために、外出中。


 敦也は、携帯用ゲーム機を手に持ち、一人でゲームをしていた。


 コンコンッ!


 ドアをノックする音がする。


「はい、どうぞ!」


「お邪魔するよ」


 と、咲弥がドアを開けて入ってきた。


「咲弥姉、どうしたの?」


「対戦ゲームしよ?」


 と、自分のゲーム機とゲームソフトを持参していた。


「別にいいけど……。何のゲームをするの?」


「これ」


 と、咲弥は敦也にゲームソフトを見せる。


「ああ、これね。丁度、やっていたところ」


 と、敦也はゲーム画面を咲弥に見せた。


 二人が今からやるゲームは、任〇堂の大人気ゲーム・マ〇オカート8だ。


 このゲームは、敦也も大得意とまではいかないが、苦手ではない。


 たまにゲームセンターでも、やるくらい好きではある。


「咲弥姉は何にするの?」


「ヨッ〇ー」


「バランス重視のドリフトが得意なキャラね。好きだね、そのキャラ」


「うん。私にとって、扱いやすいから……」


「確かに扱いにくいキャラよりかはいいよな。クッ〇とか、スピードは出るけど、あれは上級者向けだし、俺もマ〇オやル〇ージが多いからな」


 二人は、ポチポチと、キャラを選択して、車体もどれにするか考える。


「対戦形式は、ネット対戦でいい? コンピューターと対戦しても面白くないし……」


「いいよ、それで……」


 咲弥は小さく頷く。


「じゃあ、ネット対戦を選択するわ」


 敦也は、リーダーとなって対戦者を募る。


 そこに、咲弥を加えて十二人が揃う。


「コースはランダムで、ゲームスタートと」


 敦也は、スタートボタンを押した。


 この後、何が起こるのか知りもしないで——

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ