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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  五月篇
132/139

第132話  いつも通りの三人に

「あら、三人共、お疲れ様」


 車の外で待っていた母親の美紀が言った。


「はい、ありがとうございます、お母さん。ところで、あっちゃんは?」


 と、唯は敦也の姿を探す。


「敦也なら、ほら……」


 美紀は、車の後部座席を指差す。


 そこには、スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている敦也の姿があった。


「寝ているわね」


「寝ている」


「そのようですね。あまり時間も経っていませんのに寝ているなんて……」


 三人は、窓の外から車内を見ていた。


「それじゃあ……」


「やりますかね」


「負けない」


 三人は、腕まくりして、拳を握る。


「あらあら、この三人は、敦也が疲れて寝ているのに対して、元気な事」


「それだけ、敦也が元気の源なんだろ? 三人にとっては」


 三人の荷物を車に載せながら、父親の修二が言った。


「はい、私が勝ちました‼」


 拳を挙げながら、唯は叫んだ。

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