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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  五月篇
122/139

第122話  里菜のジェラシー

「ねぇ、今は、誰もいないよ。それに敦也は、この状況で、男を見せることができるかなぁ?」


 里菜は、グイグイと敦也に迫ってくる。


「くっ……」


 さすがに風呂上がりの里菜に迫られたら、敦也に手はない。


「…………」


 里菜は、嫌がるも顔を赤くしている敦也を見て、何か思った。


「なんで、すぐに抱きしめてくれないの?」


「え?」


 この押し倒されている状況で、そう言われると、敦也も困る。


「だって! この二日間、敦也とイチャイチャするのを我慢していたんだよ! それなのに唯とは、イチャイチャして、私も敦也とイチャイチャしたい!」


 と、悔しそうに言う。


(それが本心か!)


 敦也は、里菜の想いを知る。


(まぁ、イチャイチャではないけど、唯姉と……思い当たるところは……ある……)


「ねぇ、敦也、いいよね?」


 里菜は、どんどん敦也に体を預ける。


「はぁ……。分かったよ。でも、少しだけだからな。二人には言うなよ」


「うん、分かった!」


 そう言って、里菜は敦也をギュッと抱きしめる。


「本当に分かっているのかねぇ……」


 敦也は天井を見上げた。

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