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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  四月篇
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第12話  四人揃って、学校へ行こう

「ごちそうさまでした!」


 敦也は、手を合わせると、食器を片づけ、流し台に置いた。


 そのまま、台所を後にして、洗面所に向かう。


 歯を磨き、顔を洗うと、寝癖のついた髪を整える。


 その後、トイレに入り、それを済ませた後、自分の部屋に戻る前に、一度、台所に戻って、弁当を受け取る。


 ここまでは、スムーズに事が運んでいる。


 時間も丁度、六時を過ぎた頃である。


「今日、学校に持っていくものは、新しいノートと筆箱、ファイル、弁当、他には……」


 と、リュックの中に必要なものを入れていく。


「よし、これで準備は整ったと……」


 敦也は、寝間着を脱ぎ、制服に着替える。


 家から駅まで、自転車で五分しか掛からない。


 家を出る時間まで、大体二、三十分程、時間がある。


 テレビを点けて、朝のニュースを見る。


 ある程度、時間を使い切ったと、時計を見ると、六時二十分を回っていた。


「さて、もう、出るか……」


 テレビを消し、充電していたスマホをズボンのポケットの中に入れると、リュックを背負って、部屋を出る。


 敦也は、辺りをキョロキョロして、足音を消す様に二階から一階に降りる。


(よし、これで後は、外に出れば、自由に……)


 考えが甘かった。


 玄関では、女子制服を着た三人が、靴を履いて、玄関で敦也が来るのを待っていた。


「…………」


 敦也は靴を履くと、


「さて、行きましょうか?」


 と、唯が敦也に話しかける。


「なんで、玄関で待ち伏せ?」


「だって、そうしないと、一人で行こうとするでしょ?」


 里菜が言う。


「別にいいだろ? もう、高校生なんだし……」


「ダメ、四人で行かないと意味がない」


 咲弥が、続けて言う。


 三人は、敦也の前に立ちはだかり、ここを通そうとしない。


 敦也は観念して、降参する。


「分かったよ。それはいいけど、早く行かないと、電車に乗り遅れるんだが……」


「では、行きましょうか」


 四人は、そのまま、家に置いてある中学時代の自転車に乗って、駅へと向かった。

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