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【祝75000PV突破】 三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!  作者: 佐々木雄太
一年生  五月篇
110/139

第110話  二日目の朝

 目を覚ました頃は、太陽は東の空に昇っていた。


「朝か……」


 布団から出ると、テレビの音が聞こえてくる。


「おはようございます。体調は大丈夫ですか?」


 朝のニュースを見ていた拓が、話しかけてきた。


「ああ、大丈夫だよ。それよりも何時から起きているんだ?」


「六時ちょっと前ですね」


「それからずっとニュースを見ていたのか?」


「はい、まだ、やる事もないですからね」


 まだ、午前六時四十分。


 朝食まで、後、二十分もある。


「そうだな。顔を洗ったら、五十分頃に出るか……」


「そうですね」


 敦也は、顔を洗いに洗面所に向かう。


 すると、洗面所は朝の女子達による手入れで、大渋滞だった。


(ははは……。まぁ、この時間帯だからな……)


 敦也はドアを開けずに外で待つことにした。


「あっくん、どうしたの?」


「ん? ああ、洗面所が使えないんだよ」


「そういう事」


「顔を洗いたいだけなんだけどな」


「…………」


 ジーっと見つめる咲弥。


「なんだよ」


「寝癖酷いよ。それはいいの?」


「分かってるよ。それも合わせてやるんだよ」


 敦也は、女子達の時間が終わるまで待つことにした。

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